エブリディ・マジック-日だまりに猫と戯れ

草木と庭と猫と…本や日常のあれこれ、小さな発見

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幸福も選択の自由-R・W・トラインの古典的名著

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曇りがちだったのもあるが

朝晩とまたちょっと寒いくらい。

それでも庭の草木の変化はどんどん進む。

 

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フリージア

 

 

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黄花ホウチャクソウも木陰でひっそりと咲き出していた

 

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19世紀末に出版された

ラルフ・ウォルドー・トラインの古典的名著

(原題:In Tune with the Infinite)を、

新訳の文庫本で、あらためて開いてみた。

 

その昔、自動車王となったヘンリー・フォードが愛読したといわれる。

原題のように、

"宇宙の無限の富とつながって"成功へと導かれる秘訣が述べられ、

いわば、宇宙のおおもとの法則ということで、

今読んでも参考になる内容。

 

 楽観主義者は正しいし、悲観主義者もまた正しい。この二つは光と闇が違うように違うが、どちらも正しい。
 どちらも自分の見方、世界観からすれば正しいのだし、それぞれの人生を決定するのは、世界観なのだ。
 それが、力強い人生になるか無力な人生になるか、安らかな人生になるか苦痛だらけの人生になるか、成功の人生か失敗の人生かを決める。

 

『人生の扉をひらく「万能の鍵」』 ラルフ・ウォルド―・トライン

(文庫)人生の扉をひらく「万能の鍵」 (サンマーク文庫)

(文庫)人生の扉をひらく「万能の鍵」 (サンマーク文庫)

 

 

 あなたもわたしも楽観的か悲観的かのどちらかである。そして時々刻々、自分の天国か地獄かをつくっているし、それに従って他の人々が天国か地獄をつくる手助けをしているのだ。
 天国(hebven)という言葉は調和を意味する。それに対して地獄(hell)とは、古英語で「まわりに壁をつくって隔てる」という意味だ。


この本は、当初、日本教文社から『幸福はあなたの心で』という

谷口雅春氏(生長の家創始者)の訳によるものがでていて、

旧仮名遣いの古めかしいものであったが、

なかなか惹かれる内容であったので、

いろいろ処分した本の中での、本棚に残しておいたものだった。

 

今回の新訳文庫は、吉田利子さんの訳で

読みやすいし携帯しやすいので、便利である。

近年は、文庫化すると、たいていは単行本を片付けるのだが、

これに限っては、私は古典的な趣きも味わいがあるので、

旧本もそのまま持っている。

ちなみに、谷口氏の本はこんな感じ

 楽天的な人生観も正しいし、厭世的な人生観も正しい。しかし前者と後者の相違はあたかも光と闇との相違のごときものである。楽天的な人生観にせよ、厭世観的な人生観にせよ、それを把持する人それぞれの立場からはふさわしいものであるけれども、この人生観の相違がその人の運命を決定する要素となるのである。その相違によって、それが力の源泉ともなれば能力開顕の妨害ともなり、安楽と苦痛、成功と失敗とを決定する要素ともなるのである。

 

『幸福はあなたの心で』 R・W・トライン 谷口雅春

新選谷口雅春選集 9   幸福はあなたの心で

新選谷口雅春選集 9 幸福はあなたの心で

 

 

 あなたにせよ、私にせよ、楽天的傾向か、悲観的傾向かどちらかの傾向を一層強くもつてゐるものである。それだから私たちは時々刻々、自分自身の住む世界に、天国か地獄を築き上げつゝあるといふことができるのである。そしてそのどちらかを築き上げてゐる程度に遵って、爾餘の世界のすべてに、天国又は地獄のどちらかを築き上げるための助けを為しつゝあるといふことができるのである。
 天国といふ語は調和ある世界を意味する。地獄といふ語は古代英語のHellといふ字から来た語であって、"周囲にかきをめぐらす"とか"分離する"とかいふ意味をもつてゐるのであり、"to be helled"といふ風に使はれた場合、それは「……から遮断せられる」といふ意味に使はれたものであった。

 

言葉遊びはともかく、いずれにせよ、

私たちは、他の世界から遮断され閉じ込められるのか、

正しい関係を結んで調和するのか。 私たちが

すべての源ともいえる大いなる無限の生命と同じことに気づき、

自分を開いて聖なる流れをいかに受け入れることが出来るか

ということが述べられています。

世には、さまざまな成功哲学の本が出ていますが、

古典は、シンプルな真実ながら、洞察が深く、

読むたびにどこか心に響きます。

                (不思議の庭のミランダより)

 

新緑が増してきた利休梅の木 では…

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当初は余白多し…も、額に入れてみるとそれなりに楽しめる

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先ほどのブログを更新した後、

今季初、草取りしました。

やり過ぎない程度で

市販のゴミ袋大、ふたつ分。

 

草だけでなく、落ち葉もかき集める。

モチの木の下がすごくて、

常緑樹も新葉が出る前に、沢山落ちるんですよね。

庭の一部に過ぎなくても、地面が見え出すと

すっきりした~。

 

 

 

 

 

 

さっそく、遡って、載せております。

2枚目からは、台紙に、

市販の画用紙のポストカードを使うことにしました。


ポストカードこらーじゅ

その2

 

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おそるおそる貼っていたのか、控えめです(笑)

 

 

その3

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まずは、“料理家の日記”のマスキングテープを

使ってみたかったというのもありました。

 

 

 

ところで、

まだ、始めたばかりのものでも、額に入れてみると

それなりに面白い。

 

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というわけで、この一枚は、この額のまま(ドイリーは撮影用)

台所の壁に、ちょこっとかけてあるんですよね~今でも(笑)

こんな、ちょっとしたことでも、楽しめます。

 

 

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放てば手にみてり-ガラクタ捨てれば…

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 門脇で、ツツジ…小さいからサツキ? 咲いてきた

 

 

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斑入りアマドコロ

新芽が出てぐんぐん伸びて、もう花芽がついてた 

余談だけれど、どうやら同じと思ってた

鳴子百合とアマドコロも違うらしい。

茎を触って角があるのが、アマドコロだそうで…

ナルコユリは丸い茎とか)

触ってみたら、これは、アマドコロのようだ。

まあ、どっちでもいいんですが(笑)

  

 

 

 

 

 新学期の時期でもあります。

時節の変化と共に、心境も変わってくるものです。

心機一転、片づけよう、

いろいろ見直そうという気持ちになっても

何ら不思議でもありません。

 

 スペースがあるところには必ず変化が訪れる――これは自然の摂理です。私たち人間が変えようと努力しなくても、スペースがあるところは変化するのです。
 しかし、それはスペースがあるから可能なのです。たとえば、空き地いっぱいにものが置かれていたらどうでしょう。そこにはスペースがありませんから、変化の訪れようがありません。 

 

 現代は、これまでの人間の歴史の中でも、特に変化が激しい時代です。三年前に常識だったことが非常識になっている、半年前に便利だったものがもう古いものになっている、ということもめずらしくありません。
 これほど変化が激しい時代においては、私たちは日ごろから、その変化に対応できるように気をつけておく必要があります。
 そのために大切なことは何でしょうか。
 それは、できるだけものを持たない状態にしておくことです。両手を空っぽにしておくことで、私たちはスムーズに変化に対応できるのです。
 たくさんのガラクタがあったり、古い持ち物を手放せないでいたりすると、新しい流れについていけず、時代に取り残されてしまいます。新しいものがやってきても、すでにたくさんのものを持ちすぎていてつかめないからです。 

 

ガラクタを捨てれば、人生はすべてうまくいく! (PHP文庫)

ガラクタを捨てれば、人生はすべてうまくいく! (PHP文庫)

 

 

 『ガラクタ捨てれば、人生はすべてうまくいく! (PHP文庫)』 竹内清文 
   

このタイトル、何か見覚えあるような…

そう、著者の竹内清文さんは、

あのカレン・キングストン

(『ガラクタ捨てれば自分が見える』の著者)の

もとで学んだ後、

ラクタ整理師・スペースクリアラーとして活躍されているそう。

 

 両手を空っぽにすることで新しいものがつかめるという話は、現代の私たちにとって、シンプルでありながら、しかし、生きていくうえで示唆に富む、とても象徴的な話ではないかと思います。
 ものや情報があふれ、変化のスピードが増している現代ほど、ガラクタ整理が必要な時代はないのです。

                 

(不思議の庭のミランダより)

 

両手を空っぽにして…というくだり、で

私が思い出すのは、あれ、

道元禅師の『正法眼蔵』の弁道話にある名言

放てば手にみてり

この言葉を知ったのは、その昔

余語 翠巌師による同名の本だったと思う。

 

放てば手にみてり―『正法眼蔵』弁道話講話

放てば手にみてり―『正法眼蔵』弁道話講話

 

 

弁道というのは、仏の道に精進するということだそう。

ここで、道元禅師は、

座禅をすることで、いらぬ思いを放てよと

述べているのだろうが、

まあ、執着といったもの、

確かに、モノもその一つであろう。

そんなに難しく考えなくても、

何かいらないものを捨ててみると

すっきりする。

 

 

カレン・キングストンさんの本はこちらで触れている。 

www.salon-shiroineko.com

 

庭の草花がどんどん伸びてくるので

いわゆる雑草といわれるものが気になる時期でもあります。

何が植えられているのか、わかんなくなっちゃう(笑)

小雨がぱらついていたが、晴れてきたら

少し草取りしようかな。 

 

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オープン・ザ・トイ・ボックス-“こらーじゅのおもちゃ箱”もこちらに

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ようやく、穏やかな日和。

 

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チューリップ チェリーブロッサムのオレンジも咲いた

 

家族がお休みだったので、買い物していたら

もう夕刻だが、日が長くなったな。

  

 

 

 

 

結局、コラージュのブログも

こちらに統合することにしました。

新しいはてなを立ち上げた作業は

何だったのか…

まあ、少しやってみて、やっぱり、こっち

ってのもありだわね。

というわけで、遡って、載せていきます。

 

 

ふと、思いついて

やってみたかったコラージュを

気軽なポストカードで始めました。

 

 

はじめの一枚

 

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最初の一枚は、

インナーの台紙をはがきサイズにカットして

近所のスーパーで見つけたマスキングテープに

お気に入りのシールを貼ってみた…

というところから始まりました。


気楽にやっておりますので、

ご一緒にお楽しみいただければ

いいなと思います。

(2015年3月 こらーじゅのおもちゃ箱より)

 

今見ると、

最初はおっかなびっくり貼っていたのが

段々、いろいろ貼れるようになっていったのも

面白かったです。

 

この機会に、

写真を新しくした(いや、してもらった)ので、

当初のものよりは、見やすくなっています。

それにしても色合いを近づけるのは難しいですね。

パソコンの細かい作業が好きな方は

すごいなぁと思います。

 

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言葉で創造する-『あなたは誰?-すべてを引き寄せている〈自分〉をもっと知るために』リズ・ブルボー

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今日も、強風。

なかなか穏やかな日和ならず…。

 

シルバー葉に、明るい黄色が可愛い

原種系チューリップ ホンキートンクが沢山咲いている

 

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シラー・カンパニュラ―タ

釣鐘水仙青い花は多いが

白いのはこの株と、脇に出てきたものだけ

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 ほとんどの人が、人生は苦しみと困難に満ちており、私たちは一生のあいだ苦労し続けなければならない、と考えています。人生が困難であればあるほど、人生には価値がある、と思っているのです。でもそれは言葉上の錯覚に過ぎません。たとえば、「ダンスの教室で苦労した甲斐があった」と言いますが、それは、「今ではダンスがとても上手になった」という意味にすぎません。だったら、もっと率直に、「ダンスを習ったおかげで、とても楽しめるようになりました」と言えばよいのです。「苦労」という言葉を使う必要はないでしょう。
 つまり、私たちは言葉の意味をよく考えもせず、習慣に引きずられていろいろなことを言っているだけなのです。でも、その結果、私たちの人生はその言葉から大きな影響を受けます。

 

 あなたが発する言葉は、あなたにエネルギーを与えてくれるものでなければなりません。あなたは一日のあいだに「大好きです」「愛しています」という言葉をどれくらい使っていますか?
「私は仕事が大好きです」「私は自然が大好きです」「私は自分のからだが大好きです」と言っていますか? 配偶者に向かって、子どもに向かって、同僚に向かって、上司に向かって、「あなたのことを愛しています」と、ちゃんと言っていますか? あまりにも多くの人が、上司に向かって、「あなたの仕事のやり方が好きです」とか「仕事場の雰囲気が好きです」と言う代わりに、一日中ひそかに心の中で上司のことを批判しているのではないでしょうか?

 

 

  あなたの人生に最も大きな影響を与える表現をお教えしましょうか? それは、「私は~です」というものです。この言葉を発したとたんに、あなたは〈創造〉しています。というのも、「私は~です」という言葉は、宇宙の最も偉大な力とつながっているからです。宇宙の最も偉大な力とは、神の創造力、すなわち言葉の力なのです。――

 だとしたら、この素晴らしい力を、今日からさっそく、あなたの人生に素晴らしい現実を創り出すために使おうではありませんか。「私は美しい」、「私にはできます」、「私は聡明です」、「私は愛されています」と言いましょう。
 毎日、単に頭で考えるだけではなく、エネルギーを込めて、「私は~です」と何度もくり返してください。それがあなたの現実からかけ離れていてもいいのです。「私にはできます」と言うことによって、あなたはエネルギーの流れを作り出します。そして、それがやがて現実を創り始めるでしょう。

 

 

あなたは誰?―すべてを引き寄せている〈自分〉をもっと知るために

あなたは誰?―すべてを引き寄せている〈自分〉をもっと知るために

 

 

『あなたは誰?―すべてを引き寄せている〈自分〉をもっと知るために』 

リズ・ブルボー


日本では、“言霊”ともいわれるように、

まさに、私たち自身が創造している世界。

自分の人生を創り出す

シンプルでとてもパワフルな行動様式が、

自身が使う言葉を意識的に選ぶこと…。


 

ちなみに、この本は手放した後、また手に入れた経緯があります。

蛇足ながら、片づけの指南本にもあるように、

何でもとっておかなくても

必要なら、その時にまた手に入れるという選択肢もありかな。

その気になれば、新刊でなくとも、

図書館も、中古市場もありますね。

 

リズ・ブルボーさんの本でよく知られているのは、

以下の二冊でしょうか。

 

【増補改訂版】〈からだ〉の声を聞きなさい―あなたの中のスピリチュアルな友人

【増補改訂版】〈からだ〉の声を聞きなさい―あなたの中のスピリチュアルな友人

 

  

五つの傷―心の痛みをとりのぞき本当の自分になるために

五つの傷―心の痛みをとりのぞき本当の自分になるために

 

(2014年5月 不思議の庭のミランダより) 

 

 

ところで、

口癖というか、無意識に使っている言語パターンは、

自分では気づきにくく、他者に指摘してもらって

初めて、わかることもある。

 

私は、例えば、

「次はどうかわからないけど、こんな(いい)ことがあった。」

など、なぜか、前置きして否定形から入る

「けど」パターンに気づかされて、

その都度、言い直す練習を始めました。

ネガティブな前置き(言い訳)をせずに、素直に

「こんな(いい)ことがあった」と言えば

よかったなと嬉しさをかみしめられます。

 

わざわざ打消しを先にもってくるという癖、

自分の言うことに、自らケチをつけていたというか…。

しかも、あまりに長く根付いてたか

口を開くと、このパターンが出るわ出るわ…驚きです。

幸せになるのを、誰に遠慮するというのだろうか(笑)

 

 

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