エブリディ・マジック-日だまりに猫と戯れ

草木と庭と猫と…本や日常のあれこれ、小さな発見

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小さいことから、パターンを破る-日常の中に変化を採り入れる

 

今日も風が強い!(ほとんど暴風)

午前中に、洗濯物はもう乾いたので

取り込みました。 

 

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カシワバアジサイ スノーフレーク 

 

さて、他のブログに載せた

ホリエモンの本は

少年漫画をあまり読まない私は

(↑ 絵が好みでないもので)

表紙でスルーしてたのですが、

今回読んでみたら、内容はやはりよかった…

 

himitsunaniwa.hatenablog.com

 

普段は手に取らないものを手に取る

これも、いつものパターンを崩すきっかけに

なりますね(笑)

 

ところで、この本、手に取った時に

たまたま開いた頁の見出しが、目に留まった…

 

朝ご飯のパターンを決めてしまう残念な人々

 

ん? 私もそうでしたっけ…。

もっとも、一般的なお勤め人家庭だと

忙しい時間帯でもあり、

習慣化した方がやりやすいわけだけど、

 

ホリエモンさんなど、最近の

若手起業家はこぞって、脱サラを唱えていますからね。

この本でもあったけれど、

マルクス資本論の概念での搾取形態への批判、

搾取される人生から抜けるための提言を

しているわけ。

 

 毎日の生活のなかでも、自分の可能性を縮めないための小さな練習はできる。

 例えば、朝ご飯選び。みそ汁にご飯、もしくはコンビニのサンドイッチなどと、何の思慮もなく決めている人が大勢いる。

 仕事が忙しい人は、それを言い訳にするだろう。だが本当に、朝食のメニューにバリエーションを加える余裕すらないのだろうか。

 決まりきった朝食は、洗脳されやすいマインドへの第一歩だ。

 朝にカレーを食べてもいいし、牛丼でもいい。ちょっと早起きして、職場から少し離れたお洒落なカフェで、ブランチしてもいいだろう。

 理想は「今朝は何を食べようか」と思慮を巡らせ、メニューを決めずに、冷蔵庫にあるもので揃えたり、外で食べ歩きしたりすることだ。

 普段からのルーティンを少し変えるだけで、思考は活性化される。新しいことにチャレンジする意欲も湧いてくるだろう。

 思考のいい訓練にもなるのに、多くの人は朝ご飯のパターンすら決めてしまっている。もったいないことだ。

 たったそれぐらいの変化を日常に入れ込むだけで、だいぶ変わってくる。

 

 

  

 

 

確かに、それぞれの思いこみで

それぞれの人生を生きている

ともいえる私たちは、とかく

柔軟性に欠け、新たな可能性を閉ざしがち。

 

この朝ご飯パターンに関しても

彼は、自分の可能性を縮めないための小さな練習として

言及しているのですね。

 

まあ、あえて(好きで)

毎日同じものを食べているなら

それでもいいと思うけど、

何の思慮もなく、自動化というか

思考停止状態を問題としているのでしょう。

ルーティンは、効率も高めるけど

マンネリ化を招き、変化や刺激に乏しくなる面もある。

 

今は特に変化の時代だから、

ちょっと小さなことでパターンを破ると

次第に、全体も変わってくるようです。

 

期せずして、今年の前半に、私も

長年の食事パターンが変わっています。

一日三食だったのが、平日は二食に。

朝食抜きですね。

家族は食べて出かけるけど、

私は洗濯物を干したら、そのまま

お腹も空かなかったので、

仕事を始めてみたら、あっさり捗るじゃん。

 

しかし、最初は迷いもありました。

食べないと、もたないのでは?と

思いこみが強かったもので。

私にとっては

二食でも三食でもどっちでもいい

というだけでも

結構な意識改革だったわけ。

考えてみれば、運動量少ないし、

もうそんなにカロリーいらない年代だもの。

 

あ、

朝食メニューにバリエーションを加えるって話

でしたね…

 

納豆ご飯一辺倒だったのを、パンでもお蕎麦でも

気分で変えるとか。

もっとも、家は朝からカレーも食べてましたが(笑)

 

著者は、一貫性がなくていい、ともいっていて

固定化を崩して、臨機応変マインドにするには

あり、ですね。

  

これまでの思いこみに気づくと、

日常生活にあってもどんどん変わっていくので

面白いです。

 

以前、ノーファンデにした時もそうでした。

 

www.salon-shiroineko.com

 

 

今日の一枚

 

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 (40番レース糸 白  直径31㎝)

 

 パイナップル編みにちょっとアクセントがついた

洒落たデザインでした。

 

レース編み―新しい生活(くらし)の提案 ハートフルコレクション

レース編み―新しい生活(くらし)の提案 ハートフルコレクション

 

 

 

 

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 柿の木でスクラッチ~ (クレジット間違えた 白猫になってる) 

 

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花魁草(フロックス)開花、味噌だれで冷やしうどん、薔薇のレース編みセンターetc.

 

まさかの6月末の梅雨明け、 

強風が続く…

日差しも強くなってきたし、

外のビンクアナベルの色が抜けて

一気にドライのように(-_-;)

 

アナベルも白から緑色へと

 

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アナベルの合間にあった

ユウギリソウ(夕霧草)は

今期は冬越し出来なかった株もあり

僅かに残った小さなものが

小ぶりな花をつけました。 

 

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そして、我が家の夏花壇の定番

オイランソウ(花魁草)が開花してきました。

フロックスといった方がわかりやすいかもね。

夏到来~

 

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www.salon-shiroineko.com

  

エキナセアも、フラダンサーに続き

ピンクソルベ、マグナムなども開花。

 

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さて、先日のユスラ梅のシロップも

出来上がってきて、300mlほどと

残った実でソース(ジャム)も。

 

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あと、ユスラ梅は、もう1瓶出来る予定

冷凍庫に保存した梅もシロップかな

 

ところで、昨日は家族が

暑い日は冷たい麺が食べたいというので

冷やし稲庭うどんをお昼に。

いつもの(醤油系)麺つゆが少なくなっていたので、

初めて味噌だれにしてみたけれど、

これが美味しく、好評でした。

 

出し汁1カップ

味噌 大さじ3

砂糖 小さじ1

酢  小さじ2 を混ぜるだけ

 

後は、お好みの薬味で

 

こちらの老舗の味噌屋さんのレシピを参照↓(画像あり)

 

www.yamanimiso.jp

 

たまたま、甘口の白味噌系のものを

大地(宅配)で取ってしまっていたので

(いつもは辛口)今回は

ちょうどよかったみたい。

 

お酢がきいていて

スッキリした味わいで

夏にはぴったりですね。 

 

  

 

今日の一枚

 

薔薇のテーブルセンター

 

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(40番レース糸 白   33×50㎝)

 

やや大きめで凝ったデザイン方眼編みの一枚。

確か、編み上がった後の仕上げ(形を整えるの)が

ちょっと大変だったような…。

  

レース編みベストセレクション

レース編みベストセレクション

 

 

最近のレース編み本は見ていないので

わからないけれど、雄鶏社がなくなった後

新版や新編集で出ているものもあるようですね。

今は編んでいないけど、また編む時にと

本は手放せず(断捨離対象外)、そのまま持っています。

 

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猫の帰りも遅くなり、ここ二日は24時過ぎ(;'∀')

朝早いのに、眠いよ、寝ちゃうぞ(締め出しを意味する)

 

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アガパンサス、ムクゲ開花、ユスラ梅のシロップ仕上げ間近 & オーガニックガーデン

  

昨日、今日と強風で

思いきり窓が開けられないが

閉め切ると暑いので、少しずつ開けている…と

砂でじゃしじゃししている室内

猫だけでなく、ヒトの足の裏も黒い…(-_-;)

 

洗濯物も外に出さず、庭にも出ないので

風の中、遠目に撮ったから、ややはっきりしない写真

 

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八重のムクゲが開花してきました。

 

裏の花壇の隅では、オタフクアジサイの隣で

ほったらかしのアバパンサスも開花しだした。

株も花茎も倒れちゃってるんですが、これって株分けするのかな…

 

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今年は白いお花も咲いていた!ので挨拶する。

こんにちは。素敵ですね。ご無沙汰してすみません…<(_ _)>

 

さて、

先月つけたユスラ梅のシロップが

ようやく漬け上がりそうです。

 

www.salon-shiroineko.com

 

あの後、きび砂糖でももうひとビン漬けました。

 

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           (5月26日)

 

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                (6月28日)

左が氷砂糖、右がきび砂糖で

きびの方はまだ底に残っていますが、

早めに漬けた氷砂糖の方は溶けたようで、

濾してシロップ仕上げしよう。

一ヶ月もかかってるのは、

冷蔵庫に入れていたから。

残っているしわしわのユスラウメで

またソースかジャムも出来そうですね~♪

 

  

 

今日の一枚

バラのドイリー

 

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 (40番レース糸 白  約27×28㎝)

 

これも、「ヨーロッパのレース バラの花の方眼編みレース」から

 

バラの花の方眼編みレース―ヨーロッパのレース

バラの花の方眼編みレース―ヨーロッパのレース

 

この本、高騰していますね。

アマゾンの中古って、時々すごい値段になっててびっくり。

 

そういえば、

昨日お話したポール・スミザーさんの本でも

例の閉園された「シーズンズ」の植物を紹介した本があるんですが、

これも売り切れなので1万円以上になってました。

あ~手元にあってよかった…

 

オーガニックでここまでできる!「シーズンズ」の庭づくり12ヶ月

オーガニックでここまでできる!「シーズンズ」の庭づくり12ヶ月

 

 

それはともかく、この本は、植物図鑑のような立派なもので

園芸好きな方にはとてもオススメな内容です。

写真も美しいし、見応え読み応えあるので

一度、図書館でも目を通されるといいかもしれません。

 

ポールさんが手塩にかけたこんな素晴らしい庭園だったのにね~。

今では過去なので、もう触れないことにしたんだけど

私の気が済むように、ポールさんの言葉と、

ガーデニングブログで知られた方の記事を

貼っておきます。

 

mie0123.blog44.fc2.com

 

宝塚というユニークな歴史と文化のある都市のまん中につくったシーズンズは

私の理想のガーデンでもあります。

植栽の成熟とともに、多種多様な生物が生態系をつくり、

閉園が決まっても、生命のくさりを懸命につなげています。

生物がかつてないスピードで絶滅している今、

生息地を破壊することは、今まで以上に責任の重い行為です、

いきものにとって居心地のよい場所は、間違いなく、人間にも住みやすいのです。

           (ガーデンルームズから転載)

 

壊されてしまったものは、とりかえしがつかないけど

どうか、これ以上勝手に

私たち人間が他の生き物の生息地を脅かしませんように。

もう、人間だけの視点で生きていく時代じゃないんだよね。

 

  

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出会いの一冊『ポール・スミザーのナチュラル・ガーデン』-花を追いかけない

 

庭は、もっとも身近な自然だ。

グリーンサムだった父が他界し、

小さいけれど、庭の世話をすることになって

何が植わっているのかあらためて意識して

季節ごとに確かめ、荒れた処を片付け、

ようやく新たな苗も迎え…と10数年。

 

ちょっと足が不自由でしゃがめないので、

本格的な庭仕事はやっていないから、たぶん

なんちゃってガーデナーの部類なのだろうが

自然や植物は小さい頃から大好き。

 

そんな私が、いいなぁと惹かれたのが

イギリス人ガーデンデザイナー

ポール・スミザーさんのナチュラル・ガーデン。

その自然な美しさが活かされている庭と

彼の庭づくりの基本姿勢を知った出会いの一冊がこの本だった。

 

ポール・スミザーのナチュラル・ガーデン

ポール・スミザーのナチュラル・ガーデン

 

 

当時(2011年秋)も、確か、中古本で仕入れたと思う。

ポールさん自身の言葉を交えて、

ライターの日乃さんがまとめたもので、

ふんだんに庭の風景(写真)も配されていて

見ていて飽きなかった。

 

何より、ススキを愛で、ギボウシや植物を抱え、

庭をめぐるポールさんの姿と笑顔と共に

その言葉の数々が印象的で

今でもたまに頁を繰る。

 

自分に合う土地で暮らすと

丈夫で元気になるのは、人間も植物も同じだよ

 

土地が変われば、植生も変わる。それぞれの

土地に合った植物をもっと見直した方がいいし、

庭にも、共存と融合が必要だともいう。

 

ただ欲しいから買いました。作りました。じゃなくて、これを植えたらどうなるか、みんなと仲良くやっていけるか、考えてから植えたいね。あまりいろいろ買わないことだよ

 

あ、これはちょっと耳に痛いかも(笑)

 

夫婦もそうだけど、庭と家、庭と回りの風景と、みんな向いてる方向が違うことがある。植物も人間も、景色も、みんなが融合して仲良く暮らせる庭を作りたい。夫婦が仲良くなるのがいちばん難しそうだけどね(笑)

 

  

 

さて、グラス類の魅力や水辺の大切さについて語られ、

昔はポールさんも苦手だったバラについては原種系をすすめ、

また、ガーデニングに疲れてしまった一般人への

アドバイスもある。

 

「植物も、花の咲いていない時期の方が長いんだよね」

「花ばかり意識しないで庭と作るとだんぜん楽しくなるよ。花を追いかけすぎると疲れてしまう」

 花を中心にしなくてもいい。

 花がひとつも咲いていない日があってもいい。

 植物全体の色や形が楽しめるように、そして時と共に変わる植物の姿をずっと楽しめるように、ポールは植栽する。

 

葉そのものが楽しめる庭を作る。春の芽吹きから、葉の生長を見て、葉の色や形が際だつように組みあわせる。枯れていく姿も、みんな違う。同じ植物でも、隣り合う葉によってまた違って見えるんだ

 

楽をしちゃいけないと思っちゃう人がいるけどそうじゃない。庭仕事を修行にしなくてもいいんだよ。やっている人がまず楽しくなくちゃ。こうじゃなきゃいけないっていう考えを一度捨てちゃうんだよ

 

いい虫と悪い虫、バランスよくいればいいんだよ。丈夫で元気な植物は虫にも強い。虫はいてもい。悪いヤツといいヤツとバランスよくいるんだよ。最近は本に書いてあることを無視することもいいかなと思う。基本は基本としてあって、こういうやり方もあるよ、こんな考え方もあると、そんなふうに教えるようにしてる

 

 

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ワイルドオーツ 穂が揺れる

 

私が、ポールさんの庭に惹かれるのは

農薬や化学肥料を一切使わずに、

植物の力を最大限に活かして

日本の風土にあった庭づくりをしている点にもある。

 

ポールさんが以前、宝塚に作った広大な「シーズンズ」という

ナチュラル庭園もオーガニックで、年月と共に育つ植物に

多くの生物も生息し、多くの大人や子どもに愛されたが、

非常に残念なことに(多くの愛好家による存続への嘆願むなしく)

閉じられ、とり壊されてしまった。

彼はこれについて多くは語らなかったが、

本当に関係者の

自然環境と動植物の生命に対する認識というか

意識の低さについては愚かだと思う。

 

ポールさんのこの言葉はとても心を打つものだった。

 

庭ができて、生命が吹き込まれると、庭は持ち主のものだけではなくなり、たくさんの生き物が生まれ育つゆりかごになります。人間は責任と愛情を持って、それを育んでいかなければなりません。そこに、また、かけがえのない確かなよろこびがあるのだと私たちは信じています。

  (ポールさんのガーデンルームズのグリーティングより)

 

ナチュラル・ガーデンづくりは、心地よいだけでなく

庭で地球環境を考えることにもつながる。

利潤など、人生で目立つ花ばかりを追い求めていると、

本質的なことを見失い、貴重な地球環境を壊しかねない。

 

本のあとがきにはこうもあった。

 

 この本があなたの庭に身近な自然を取り戻すこと、また、子供たちがこの国の多様な植物相、動物相に直に触れられ、希望が育まれるような場所ができることにつながっていくことを願っています。

 

小さな庭でも、ベランダに鉢植えを置くだけでも

自然と触れ合い、育む喜びの機会は得られると感じています。

 

  

 

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『老いていく親が重荷ですか。』アルボムッレ・スマナサーラ氏-介護と人生についての長老の話

 

アルボムッレ・スマナサーラ氏は

スリランカ初期仏教、

日本テーラワーダ仏教協会の長老です。

日本で長い間、ブッダの根本的な教えを

説いています。

時にピリリとして、あくまで明快な教えは

その多くの著書でも知ることができます。

 

私も、何冊か読んでいますが、

歯に衣着せぬ指摘で

心に響くものが多いです。

 

特にこれは、印象的なタイトルの一冊ですね。

 

老いていく親が重荷ですか。: ブッダから学ぶ、正しい介護との向き合い方とは

老いていく親が重荷ですか。: ブッダから学ぶ、正しい介護との向き合い方とは

 

 

おそらく介護に悩む人へ向けて書かれているのでしょうが、

それだけでなく、誰もが向き合う自分たちの老い

人生の処し方の基本姿勢みたいなものについても

ブッダの教えに照らして示されていて

含蓄があります。

 

 ここで、覚えていてほしいポイントがあります。

 介護にかぎらず、人生の問題・課題は「感情ではなく、理性で取り組まなくてはならない」ということです。

 

 介護を怖れる、嫌がる気持ちは感情の産物です。感情に振り回されることなく、「目の前に世話を必要としている親がいる」という現実を理性的にとらえれば、自分がすべき行いの道筋は自然に示されるでしょう。

 

感情移入せず、客観的に物事を見ることはとても大事だが、

家族とか近しい間柄では、なかなか容易でないのも事実。

介護に関しても、ネットワークや社会的な取り組みが

必要な課題でもあり、積極的に外部と繋がる工夫がいる。

 

 社会には、一人では実現不可能でも、コミュニケーションを取り合って、力を合わせていけば成し遂げられることがたくさんあります。

 介護もその一つでしょう。

 一人で完璧を目指して介護しようと思うと、どんなに頑張ったところで限界にぶつかります。

 その限界を突き破る力となるのが、コミュニケーションによる他者との連帯なのです。

 実際に「介護ネットワーク」のような助け合うシステムをつくることができれば、介護生活に押し込められたような気持ちになって出口を見失ってしまいそうなときも、お互いにつらい気持ちを吐き出すことができるでしょう。 

 

介護に限らず、誰にでも、何かしら起こるのが人生。

起きたことに、どう処していくのが大切になる。 

 

 人生で起こることから逃げられないという認識も大事です。起こったことは粛々と受け止め、そのうえでできることをやっていくしかありません。

 介護だけでなく、人は生きているかぎり、毎日、何かと戦わなければなりません。苦労や苦難を受けとめながら生きることは、人間性を磨き、人格を高めることにも通じます。介護体験はその一つにほかならないのです。

 

 

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斑入り額アジサイ "恋路ヶ浜"

 

 

老いは自然なことで、悪いことでは決してない。

物事は問題視するから、問題になるというのも

確かに一理あるかも。

 

老いにも、よい面もあることに気づくことです。

 毎日、生きていく経験のなかで人は理性を育み、その理性によって、人生の諸相に対する考え方を成熟させていきます。 

 

そして、若かろうが年をとろうが

人生で大事なのは幸福であること。

これ、先だっての記事で取り上げた本

老いる勇気』(岸見一郎著)でも言及されていて、

すべては生き方の話となるわけ。

 

幸福とは、心安らかな状態でいられることです。

 そうすれば、よけいな苦しみをつくらずに、死ぬ瞬間まで明るく穏やかに過ごせます。つまり幸福であるならば、老いも病気も怖くはない。これが老いや病気に対する仏教的な見解です。

 

では、幸福になるにはどうするのか。

そのための教えであり、哲学などが参考となるのだろう。

根本の考え方で、意識は変わるものである。

意識が変われば、行動も変わる…ってあったっけ。 

 

  

 

 

本の見開きの文にもあった。

老いや病気を不幸だと思わないこと。

いまある状況を「自然な変化」なのだと考えること。

出掛けに雨が降ったら傘をさして家を出るように

理性という傘をさして対応するのです。

そうすれば、介護をする人も、される人も

心安らかにいられます。

 

私事では、親の介護は過ぎ去ったことであるが、

自分自身が老いと言われる年齢に近づき、

よりよく生きるための指針には興味もあって

一度は関係ないかなとスルーしたタイトルの本を

手に取り直したのだった。

あのやや辛口なスマナサーラ長老は

どう説いているのかな、って。

 

毎日、生きていくことは選択の連続です。

 この瞬間だって、この本をもっと読み続けるか、そろそろ買い物に行くか、迷っているのではないでしょうか。当然ですが、本を読み続けることを選べば、買い物は諦めなくてはいけないし、買い物に行くほうを選べば、読書は諦めることになります。

 

 生きるとは、その連続です。

 介護を引き受けると心に決めたら、それまで望んでいたことは「諦める」。こうして美しく諦める人生には、悩みも葛藤も入り込む隙がありません。

 諦めた地点から、人生は新しく展開し始めます。生きるとはそういうことだと明るく受けとめましょう。

 

こんな感じで更に具体的に

場面に応じて、どう対処する(考える)のか

やはり先だっての本と同じく

これから老いへ向かう人へも

夫婦や家族との在り方、

本来孤独な存在である私たちの生き方など

ブッダ智慧に照らして、長老の話は進みます。

 

 

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ピンクアナベル

 

 

考えようによっては、

介護をしている間は、まだその人は共に生きているわけで

その後、相手が他界して旅立ったら、

残された方はまた切ない思いもするのです。

しかし、旅立ったから悪いというものでもありません。

苦しみから解放されて楽になるというのも事実でしょう。

ただ、親しい人との別れは大変つらいものです。

 

人は「死」そのものを悲しむわけではない。

死によって、愛する人と永遠に

別れなければならない理不尽に対して、

自分の無力さを嘆いているのだ。 

 

実際、親や誰か(ペットも)を看取るというのは、

つらいことでもありますが

今となれば、至らなかったと不満足な面もありはしたものの

あちらへ見送ることが出来てよかったという静かな

満足感もあります。

つらい思い出も日にち薬(時間の経過)で回復していくし、

それも自然だからです。

 

 介護であれ、なんであれ、生きている間に降りかかってくる諸々の出来事は、ネガティブでもポジティブでもありません。すべては人生という学校で、自分が果たすべき宿題なのです。瞬間瞬間、出される宿題を自分で解いていかなければならない。その連続です。

 介護の問題にかぎらず、いかに相手の尊厳を侵さないで生きるか、ということは「自我を張らない生き方」を実践するための宿題になります。つまり相手の振る舞いにイライラしないで、自分の幸福・やすらぎをどうやって保つのか、というチャレンジです。

 

人生の宿題に取り組むというあとがきもよかったです。

仏教哲学ですから、輪廻転生や家族間にはカルマ的な側面もあると

触れていますが、なるほどそうだろうなと納得がいくものでした。

生を受けた人それぞれの課題は違いますから

比べることもありませんし、ただ自身がどう対処していくかという

ことになるのですね。

日々、特に問題がないという人は大いに楽しめばいいし、

何か問題があっても囚われずに、

楽しんでいきることも大切なんだと感じています。 

 

巻末に載せられた "慈悲の瞑想"の祈りの言葉がまた素晴らしいです。

 

 

先だっての本についてはこちら

www.salon-shiroineko.com

 

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