エブリディ・マジック-日だまりに猫と戯れ

草木と庭と猫と…本や日常のあれこれ、小さな発見

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『雑草と楽しむ庭づくり』ひきちガーデンサービス-オーガニック・ガーデン・ハンドブック

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ツワブキが開花し始めていた

 

たとえ猫の額ほどの(ってどのくらいでしょうか?)

小さな庭であっても

土があったら必ず生えてくるのが草、いわゆる雑草…

庭木に剪定が必要なように、

草取り、草むしりはやらないわけにもいかず

庭仕事の筆頭かもしれませぬ(;'∀')

 

時に目の敵にされがちな

名も知らぬ草たち(名前を知っているのもありますが)

雑草との上手なつきあい方を教えてくれるのが

こちらの一冊です。

 

雑草と楽しむ庭づくりーオーガニック・ガーデン・ハンドブック

雑草と楽しむ庭づくりーオーガニック・ガーデン・ハンドブック

 

 

「雑草」は、大事な花壇や菜園にはびこるワルモノ!という目で見られることが多い。道端で見かける分にはいいけど、自分の庭となるとちょっとね……という人もいるだろう。

 私たちも今まで、せっかくの庭が持ち主の精神的な負担になっているケースを数多く見てきた。その大きな原因のひとつが雑草だった。

 

 よく、「雑草なんていう名前の草はない」と言う人がいる。「雜」という字には、「大雑把な」とか「取るに足らないそこらにあるもの」というような意味合いが強いからだろう。

 だが、「雑木林」の「雜」は、「多様な」というニュアンスも強い。だとしたら、雑木林とは「いろいろな木で成り立っている林」というような意味合いもあるのではないだろうか。

 そこで、庭や空き地、畑などに自然に生えてくる植物を、私たちはあえて積極的に「雑草」と呼んでいる。

 

 雑草はほかの生きものや土とも密接な関係をもちながら生きている。

 土の表面を覆って紫外線から土壌微生物を守り、冬になって枯れると大地の栄養となる。小さな生きものたちに隠れ家や食物を与え、生態系の多様さをつくり出すのにも一役買っている。さらに、どんなに小さくてもその緑の葉が、光合成によって酸素をつくり出してくれている。

 

こうした雑草と向きあい、理解し、庭という生活の場と、

土や生きものたちとの有機的なつながりのなかで、

雑草をとらえなおしてみたいと、この本が書かれたとあります。

 

  

 

実際、私たちはよく知らないものには

冷たい、というか親しみを感じない傾向があります。

虫でもそうですが、一方的に敬遠するより

少しでも相手を知ることで、多少の理解も進むのですね。

 

というわけで、まず

色や形から雑草の名前を探そうと

写真の一覧がありました。

そして

こちらでは、庭でよく見る雑草86種について

オーガニック・ガーデンの雑草の分け方として

 

1 地を這うタイプ

2 細っ葉

3 丸っ葉(めだつ葉)

4 つるもの(つる性植物)

5 そのほかの雑草

 

という分類で、

各草についてのカラー写真と共に

名前などの情報と性質。そして対処法を載せています。

 

こうした図鑑のような頁が主体となっているほか、

実践編 庭で雑草とつきあう方法

基礎編 より深く雑草を知るために

などの知識と、

また、折々にコラムもあり

興味深い一冊となっています。

 

 最近は、小さい子どもがいたり、ペットを飼っているので、庭で農薬は使いたくないという、かなり具体的な理由から、オーガニック・ガーデンに関心をもつ人が増えている。自分や家族の健康や環境のことを考えると、農薬は使いたくないという人が多いのだ。

 オーガニック・ガーデンというと、その言葉から殺虫剤や除草剤、化学肥料を使わないというイメージをもつ人は多いと思う。私たちも最初のころはそう思っていた。

 

 ところが、いろんな虫を見たり調べたりするうちに、自然農薬であっても、天敵となる虫たちをも遠ざけてしまうということに気づき、今ではよほどのことがないかぎり使わない。自然農薬をまくこと以上に大切なのは、生きもののバランスが取れているということだ。

 つまり、多少は虫に食われていいという前提に立たないと、オーガニックな管理はできないことがだんだんわかってきた。 

 

この後、テントウムシとアブラムシの関係にも触れていましたが

ほんと、そうなんですね。うちの庭でも

 

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大量のアブラムシを、テントウムシの幼虫が食べるわ食べるわ…

いつしか綺麗になっていたのは、驚くほどでした。

 

この本の前に、ひきちガーデンさんでは

『虫といっしょに庭づくり』という一冊も出されています。

これが評判となり、雑草についても書いてほしいといわれたそうです。

 

 これも、わかりやすい本でした。

 

さて、オーガニック・ガーデンですが、

オーガニックとは何かと考えると。

「余計なことをしない。余計なものを持ちこまない」

ということにつきるのでは、とありました。

 

そうはいっても、街や庭、里山でさえ

雑草をそのままにして

ぼうぼうにしておくわけにもいかないということですね。

見やすくて参考になります。

 

 大切なのは、つき合い方と生態系のバランスなのだ。

 土は生命を宿すもの、植物は生命を支えるもの、虫たちはその環境を表現してくれるもの━━私たちの足元に、こんなにいろいろな自然の営みが息づいているなんて、考えただけでもエキサイティングだ。

 オーガニック・ガーデンは、そういうことを知るきっかけになる場所だと思う。

 

 

 

 

庭では、鉢入り猫が見られる季節になってきたようです。

 

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『デズモンド・モリスの猫の美術史』旧石器時代、古代エジプトから、現代アートまで猫の絵とそのお話

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図書館の新刊コーナーで目に留まった一冊です。

カバーの絵画は、アンリ・ルソーの《ピエール・ロティ》。

著者は、動物行動学者のデズモンド・モリス氏で、

それまでのキリスト教的の人間観や人間の優位性を排除し、

動物学的人間像について述べた『裸のサル』(角川文庫)の

ベストセラーで知られています。

 

デズモンド・モリスの猫の美術史

デズモンド・モリスの猫の美術史

 

 

この本を手に取って

パラパラ見ていて目についた

最初の “猫の美術史のはじまり”にあった

フランスの洞窟に描かれたという猫(らしきもの)の

絵から始まっていました。

さらに”Ⅰ聖なる猫(古代エジプト)”へと移り、

時代ごとに様々な絵画が紹介され、

絵や当時の文化の中での猫というものについての

説明と考察が繰り広げられていきます。

 

 今日、猫は、地球上で飼われているペットのなかで抜群の人気を誇っています。野生を捨て、まず害獣駆除役として人間の家庭に入っていった猫ですが、最終的には人間の純粋な友となり、ぐんぐん数を増やしていきました。その数は今や億単位で数えるほどで、世界でも群を抜いて反映する肉食獣となりました。(中略)これだけ猫がいれば、多くの文化で猫が芸術の主要テーマの1つとなっても驚きません。これから見ていくように、古代エジプトから現代アートまで、猫は実に多種多様な姿で表現されてきました。

 

 

時代ごとの沢山の絵画やオブジェなどを

眺めているだけでも充分面白いうえ、

当時の社会や文化背景、また画家と猫の関わりについて

モリス氏の興味深い解説もたっぷりで

思った以上に

読みごたえもあって、楽しめました。 

 

  

 

猫が家猫や狩りの友とされ、

女神(バステト)として崇められたエジプト時代から、

ギリシア・ローマ時代の都市や修道院の猫など、

やがて12世紀以降になると、ネズミ退治や愛玩の対象から

次第に、反キリスト教の異教、悪魔の使いとして猫(特に黒猫)とされ、

残酷な迫害を受ける長い受難の時代が続きます。

18世紀に入って、ようやく飼い猫としての復権がなされ、

絵画の世界での変遷が語られるのです。

 

古典の巨匠、レオナルド・ダ・ヴィンチがの

「ネコ科の最小動物こそ最高傑作だ」という言葉が

残っているそうで、彼の素描に猫が描かれたものが

ありましたが、未完に終わった作品として載っていました。

その後、当時はトラ猫が貴重とされていたり、

猫と画家たちの関わりとエピソードなど

興味深い内容は続きます。

 

ピカソが描く猫は、

獲物を残忍に食らっているものばかりだったとか…

(晩年にピカソらしいスタイルの抱かれた猫の絵もありましたが)

ルノアールや、ゴーギャンロートレックマティスなども

登場。パウロ・クレーやミロの抽象的な猫も面白い。

近代に入り、伝統主義や、ナイーブ・リアリスト、

ナイーブ・プリミティブなど紹介されています。

 

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(マーティン・レーマン「船長の猫」)

 

また、”部族社会の猫”では、

南アメリカ現住部族の芸術品である見事な

古代からの衣装の文様(織物)などもあり、

そして東洋の猫たちも、

漫画やストリートアートまでと

実に多彩な猫の姿が楽しめます。

 

猫好きさんはもちろん、絵画や文化史に興味のある人には

オススメの一冊です。

巻末には作品のリストもあり、

お好みの絵画も見つかるかもしれませんね。 

 

 

 

 

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『動物たちの内なる生活-森林管理官が聴いた野生の声』ペーター・ヴォールレーベン

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以前、ドイツをはじめ各国でベストセラーとなった

森林管理官が聴いた森の声『樹木たちの知られざる生活』について

載せたことがあります。

 

www.salon-shiroineko.com

 

自然の樹木たちについて、とても興味深い内容でしたが、

この著者のペーター・ヴォールレーベン氏が

引き続き、今度は動物について書いた一冊

『動物たちの内なる生活ー森林管理官が聴いた野生の声』があります。

その邦訳が、今年の8月に出ました。

 

動物たちの内なる生活――森林管理官が聴いた野生の声

動物たちの内なる生活――森林管理官が聴いた野生の声

 

 

長年、森林の管理をしながら、

動物とも交流してきた著者によって

様々な動物たちの世界や知恵と共にそのエピソードが

綴られています。

 

 ──キッチンにあった深皿いっぱいのジャガイモ団子(クネーデル)を平らげたあと、そしらぬ顔でとぼけていたうちのメスイヌ、マクシは、生ける大食らいロボットなどではなく、精妙に愛すべきいたずら者なのである。思い込みかもしれないけれど、じっくり見れば見るほど、飼っている家畜や森にいる彼らの野生の親類たちに、人間的な心の動きばかりを見出してしまうのだ。そして、その点で私はひとりぼっちじゃない。多くの動物種が私たちと共通の性質を分け持っているという認識にいたる研究者は、どんどん増えている。カラスのあいだにはほんとうの愛があるって? たしかにあると考えられている。リスは親族の名前を知っているだって? ずいぶん前からそう報告されている。どこに目を向けようと、そこには愛があり、共感があり、喜びに満ちた生がある。この種のテーマに関する科学的研究が、今では数多く存在するのである。

 

 さて、リスは良いやつなのか、それとも悪いやつなのか? どちらでもない。リスは私たちの保護本能に訴えかけ、そのことが良い感情を呼び起こす。だがそれも自然の気まぐれの結果にすぎない。良いとか役に立つということと、それはなんの関係もないことだ。つまりはメダルの両輪であって、同じく私たちに愛されている小鳥を殺すことがすなわち悪、というわけでもない。動物は腹を空かせる。栄養たっぷりの母乳を必要としている子どもたちの世話もしなくてはならない。

 

  動物の世界には、たとえメディアで嘘の例として挙げられていても、実際はそう言い切れないものが、むしろ狩りの戦略と呼ぶべきものがある。たとえば、キツネ。彼らはクジャクチョウとは違って、意識してだますことができる。狩りの戦術の一部として、キツネは死んだふりをし、その際にときに舌をだらりとたらしたりする。開けた風景のなかに、ぽつりと死骸があるぞ? それにはつねに引き取り手がいる。とくにカラスの仲間だ。カラスは豪華な肉の提供品に、たとえそれがちょっとうさんくさいものであっても、喜んで飛びつく。我らがキツネの場合は、まだつやつや新鮮だ——いや新鮮どころの話じゃないのだ! かの黒々とした鳥がごちそうにありつこうとすると、ふと気づけばキツネの歯のあいだにいて、しまいには自分のほうがごちそうに変わってしまうのである。それは名人芸的な擬態のわざであり、確実に詐欺行為であるのだが、嘘いつわり、というにはほど遠い。(中略)

 でも、道徳的に責められるべき、ってなんだろう? 私個人としては、いかな悪巧みだろうと、動物の精神生活とはなんと多面的であることかと感嘆するばかりなのだけれど。

 

実にさまざまな動物たちが取り上げられています。

アリやハチ、チョウやガなどの昆虫、

シカ、イノシシ、ノロジカなどの狩猟動物、

カラスやカケス、シジュウカラなどの鳥類、

身近にいるリスやハリネズミ

家畜としてのウマやヤギ、ブタ、

そしてウサギやイヌ、さらに類人猿…。

 

  

 

そして、人間的な思い込みや都合での介入が

時に野生動物や生息地に危機を招きかねないといった

自然世界の仕組みも伝えてくれます。

 

著者などの人間と生活圏を接する動物たちの

行動から垣間見れる彼らの「内面」へと

できるだけ客観的、時に科学的な研究の事例も引きながらも

著者自身の実感を大切に

あれこれ考察したノンフィクションですね。

 

動物たちの生態など興味深い内容もさることながら、

何より自然と動物たちを愛するそのまなざしが

感じられるのがいいです。

 

引用は最初の方から取りましたが、

あまりに事例や対象も多いので

あとは断念しました(笑)

 

訳者のあとがきにありましたように

”本書は、彼が森で出会い、あるいは

家や放牧場で過ごした動物たちの「感情」や「意識」について、

著者自身の体験と

学問的な成果を絶妙に混ぜ合わせながら綴ったエッセイ”。 

 

動物たちの感情や意思についても、

著者の興味は尽きません。

私たち人間の視点から捉えたくもなりがちテーマを

あくまで客観性も持って果敢に探っています。

 

最後の方で触れられていますが、

ひいては魂や精神性となると、

それぞれの考え方や生き方、思想も反映されるため、

皆が同じというわけにはいかないかもしれませんね。

 

ただ、言えるのは、特に

身近で動物と接している人なら

それぞれが愛情ある存在としての交流を持っているのを、

実際に感じ、体験しているということです。

今後はさらに、同じ地球上で

自然界に生きる野生動物や鳥、昆虫、そして菌類まで

すべてのものに敬意と理解を持つことが何より

大切なのでしょう。

 

 

 

 

今日の一枚

レース編みドイリー(センター)

 

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 (40番レース糸 生成り   直径33㎝)

 

 

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10月のお庭メモ-マホニア・コンフューサ、ラナンキュラス、サニーフォスターなどあれこれ

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昨日、今日と気持ちのいい秋晴れ。

酷暑だったり、天候が定まらなかったせいか

今頃になって

斑入りハイビスカスや、紫紺野牡丹などの

生育が旺盛だ。といってもこれからでは

花芽は望めないかも…。

 

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斑入りハイビスカス スノーフレーク

 

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紫紺野牡丹(シコンノボタン)

 

www.salon-shiroineko.com

 

 

 

また、風が強い日や台風も多かったので

これから紅葉を待つはずだった庭木でも

葉がチリチリになってしまっているものも多い。

カシワバアジサイ、スモークツリーなどもそう。

 

そして、なぜかわからないが

常緑のはずの西洋ヒイラギのサニー・フォスターが

台風の後くらいに、落葉して枝だけの棒木になってしまった。

しょうがないので、枝を短く剪定したが

幸い、枯れたわけでなくて、

その後、この木のチャームポイントでもある

綺麗な新葉が出てきてくれている。

 

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サニー・フォスター

 

www.salon-shiroineko.com

 

 

 

  

 

 

花後、地上部が枯れて、地中で夏越ししていた

ラナンキュラスの新葉がぐんぐん伸びている。

 

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ラナンキュラス 

 

www.salon-shiroineko.com

 

裏側なので今まで

気づかなかったが、今季は

細葉ヒイラギナンテンのマホニア・コンフューサの

花芽が沢山ついていた。

 

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また昨秋に、

隣に伸びすぎていた柿の木を思いきり剪定したためか

今年は僅かしか柿の実は成らず。

それでも6個ほどは採ることが出来た。あとは鳥さん用。

 

最近は、庭の手入れが怠りがちで

草取りやら

今は落ち葉の片付けと

伸びている庭木の剪定が気になるところでしょうか。

あたたかいうちに、室内の片付けもやりたいですね。 

 

今日の一枚

 

ドイリーシンメトリ-

 

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 (40番レース糸 オレンジ系ぼかし  19×23㎝  #1700)

 

カボチャではないけど、色がハロウィン仕様(笑)

 

 

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ギタリストの和田アキラさんから、元祖フュージョン・バンドのプリズム(40周年記念ライブ)を知る

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松岡直也さんのバンドに参加してらしたことから、

ギタリストの和田アキラさんの演奏に興味を持ったのが

今さらながらの、この夏。

 

この人上手いなあ~って、

日本を代表するスーパーギタリストのお一人でした。

失礼しました m(__)m

 

松岡直也さんのアルバムは昔から聞いてたんだけど

YouTubeでライブ映像を見るようになって

本当に演奏者にも興味を持つことができたんですね。

遅まきながら…(;'∀')

 

ア・ファースト・フライト

youtu.be

 

この曲は、

松岡直也さんがアキラさんのために書いた曲ということで

ライブだと、最後の最後までギターソロの余韻が残ります。

 

で、和田アキラさん=プリズムというバンドでもあるんですが

日本初のフュージョンバンドということだった(1975年結成)のに

私は名前聞いたことあるな程度で、ほとんど知らなかった・・・

 

ジョージ・ベンソンリー・リトナースティーリー・ダンとか

チック・コリア、スパイロ・ジャイラなどの洋ものはよく聞いてたから

クロスオーバー系も好きだったんだけどねぇ。

そういえば、スパイロ・ジャイラの名盤「モーニング・ダンス」

このCDは、父の形見となった日産サニーのオーディオ器械から

取り出せなくなって、廃車と共に諦めたなんてこともあった。

 

 

 

で、話はプリズムでしたが、YouTubeでいろいろ聴き出して

やはり上手いし、いいバンドだなぁ…と。

 

幾多のメンバーの変遷を経ながらも、和田アキラ氏を軸に

これまで続いていて40周年を迎えたそうで、めでたいことです。

で、「Celebrate」って、セルフカバーBestアルバムも出ていて、

以前からの曲も聴くことが出来ます。

  

 

長く続けているだけあって、

アルバムごとにいろいろ変わってきているようなんで

ほんとは遡って聴きたいところです。

 

YouTubeだと、昔から今までの映像が前後してみれるから

何か、メンバーの時代ごとの変遷や、

また、まるで浦島太郎ではないけれど、

皆も変わっていて、時の移ろいを感じますね。

 

その昔、って高校時代だと思うけど

あの頃は、アメリカントップ40とか

FEN(極東放送)を聴き、FMの番組など

ラジオでのオンエアをカセットに録音したりと

勉強そっちのけで、

洋楽を聴きまくっていた、いわゆる”ながら族”。

大学は英文科だったから、まあ、英語耳の助けには

なっていたかもしれませんが、中年で英会話をやり直すまで

実は三重苦だったし(読めない、書けない、話せない)。

ロックなどかけてるとよく母親に

「ガチャモチャ音楽 」とか言われてました(笑)

 

 

  

 

再び、プリズムの話に戻ると、

元祖フュージョンもすごいけれど

来日したエリック・クラプトンの前座をつとめ、

デビューアルバム初版は発売と同時に売り切れ、

デビューコンサートも長蛇の列という伝説もあったそうな…

知りませんでした~(;'∀')

お勤めしてた頃だから、音楽は聞いてたけど

当時の余暇は書道に打ち込んでたから、

学生時代ほど時間なかったんですね。

 

さて、プリズムのメンバーは皆、演奏技術も高く

フュージョンといってもロックっぽい、硬派なバンドなので

好みでした。

昨年秋(2017.10.21)に

羽田のイベントスペースTIAT SKY HALLで

40周年記念ライブが行われています。

 


PRISM 40th Anniversary Special Live at TIAT SKY HALL【ライブDigest】

(こちらは7分程のダイジェスト版) 

 

その40周年記念ライブのブルーレイ&CDも出ています。

 

 

現メンバーは、(敬称略)

和田アキラ(ギター)

木村万作(ドラム)

岡田治郎(ベース)

渡部チェル(キーボード、ヴォーカル)

 

昨年出されたCD『What You See』からの新曲も

多かったようです。 

 

 

そういえば、このCDのラストに

冒頭の「ア・ファースト・フライト」も収められています。

松岡直也さんへのトリビュートでしょうか。

 

記念コンサート当日はまた

岡田治郎さんの50歳のお誕生日だったそうで

バースディケーキのロウソクを吹き消すなど

和やかで楽しい雰囲気のようでした。

 

今更ながらでも、新たな楽曲やバンドが

自分の音楽のお気に入りに加わるのは楽しいなぁ。 

 

 

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