エブリディ・マジック-日だまりに猫と戯れ

草木と庭と猫と…本や日常のあれこれ、小さな発見

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我が道を行くには、大愚たれ⁉ーそして、愉快な『ロージーのおさんぽ』

 

今日もよく晴れて、西側の小さな梅の木で沢山開花しています。

 

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さて、ゴーイング・マイ・ウェイで、とかよくいいます。

もっと気楽に、という意味の場合もありますが、

しかし、実際、我が道を行くとなると、気弱なものには、

多少の心構えがいるような気もします。

 

で、タイトルにある“大愚”なのですが、

大いなる愚か

つまり、大馬鹿もの、ってことですが(蛇足ながら、

この“大愚”という言葉、良寛さんの号でもあったともいわれてます)

  

koboaoineko.hatenablog.com

 

 

 

まぁ、通常でしたら

賢くなりなさい…と言われそうなところ

「馬鹿になれ」

と、やはりある書の大家の方が、その師によく言われたと

後述されていました。

確かに何か大成された人物などで

はたから見ると、尋常でない打ち込み方をされたり

変わり者呼ばわりされる方は、少なくありません。

しかもただの馬鹿ものでなく、大馬鹿ものたる

大愚となると

とらわれのない、自由なありよう、あり方をも

示唆しているといわれます。

この世に生を受けて、生きていくために

親をはじめいろいろな人の世話になり

学校を出ても、常に世間など

そうした自分以外の考え方を、何となく

そのまま受け入れて、暮らしていたりします。

よい、悪いと判断するということでなく、

それは本当に自分の思い、感じていることなのか

意識してみるのが大切な時があります。

人それぞれ独自の人生、その人の生き方があり

それは、自分自身で知って、

本来は、自由に創っていくものでもあると

今頃になって、つくづく感じます。

あらためて、ゴーイング・マイ・ウェイで、と思う新春です。


さて酉年の今年、我が道を行きたい方にもお薦めの!?

ほとんど絵語りの一冊をどうぞ。

 

ロージーのおさんぽ (ハッチンスの絵本)

ロージーのおさんぽ (ハッチンスの絵本)

 

 

愉快な作品でおなじみパット・ハッチンス、邦訳は、わたなべしげおさん

ロージーのおさんぽ (ハッチンスの絵本)
        
あくまでマイペースでお散歩をしているめんどりのロージー。

それを付け狙っているキツネですが、池に落ちたり、

わらまみれになったり…と、さんざんで・・・

対照的に、ロージーが、ただ楽しくわが道をゆく姿が

ほほえましく、おとぼけな雰囲気で笑えます。

 

笑っちゃうけれど、もしかしたら

純粋に(怖れもなく)我が道を楽しんでいるロージーには、結局

邪心あるキツネは、寄りつけないのかもしれませんね(笑)

 

通りたければ、生垣の中であろうと? 我が道をゆく…

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