エブリディ・マジック-日だまりに猫と戯れ

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上機嫌は世界を救うかも-絵本『ごきげんならいおん』

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 オレンジ色(ビタミンカラー)のラナンキュラス

 

なんだ、ご大層な…タイトル

と思われたでしょうか

そうですね、今回の絵本の感じですと

まぁ、ごきげんは街を救う…ってとこかな(笑)

 

 

 


フランスの動物園に住んでいた

ごきげんなライオン君

ある日、檻が開いていた隙間から外へ

いつも自分を訪ねてくれる街の人たちに

今度は自分が会いにいこうと

出掛けます。

 

ところが、出会った人たちはびっくりして皆逃げだし、

消防隊まで繰り出して、

町中がなにやら大騒ぎに…

 

そこへやって来たのは、学校帰りのおなじみフランソワ・・・

 

ごきげんならいおん (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)

ごきげんならいおん (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)

 

 

村岡花子さんの訳による邦題が

ごきげんならいおん (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)

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 写真に載せたのは英語のハードカバーです

The Happy Lion

ハッピー、ご機嫌、上機嫌な気分は

目もさめるようなオレンジとイエロー系の彩色にも表われ

味わいのあるペン画とあいまって魅力ある絵本です。

 

ごきげんなライオンは、シリーズで、下の一冊も人気。 

三びきのごきげんなライオン

三びきのごきげんなライオン

  • 作者: ルイーズファティオ,ロジャーデュボアザン,Louise Fatio,Roger Duvoisin,はるみこうへい
  • 出版社/メーカー: 童話館出版
  • 発売日: 2005/07
  • メディア: 大型本
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ごきげん、ならずとも、上機嫌、

これがなかなか出来そうで出来ない。

 

文豪ゲーテの名言に

 

「人間の最大の罪は、不機嫌である」

 

というのがあるそうだが

いわば、対極のあり方。

 

私は人生で上機嫌はいちばんすてきなもので、

砂の中の金のようなものだと思っている。

        
ほんというと、上機嫌、なんていうハカナゲな気分は蜃気楼のようなもの

で、手につかまえられないからすぐ消えてしまう。だから多くの人は価値

を与えないけど、私は、ここだけの話、どんな財宝やどんな卓見や芸術よ

りも、人間の上機嫌を上においている。人間が上機嫌でいられるときとい

うのは、この世で全く少い。

          『お目にかかれて満足です』 田辺聖子

 

田辺聖子さんの本から集められた珠玉の言葉から

 

上機嫌な言葉366日

上機嫌な言葉366日

 

 


ところで、本人が勝手に不機嫌でいるのはいいのかというと

やはり、そうした雰囲気というか波動は周囲に伝播するわけだから

一種の公害で、迷惑そのもの、ゲーテの名言通りである。

 

すべてがエネルギーから成っているという考えに基づけば、

同じ波長が引き合ってくるということもあるし、やはり

ご機嫌もしくは上機嫌波動は、本人は勿論のこと、

ひいては、世界のためになるわけだ。

 

自分で!他ならぬ自分の機嫌をとって、

気持を上手に切り替え、出来るだけ

よき世の中へと貢献したいものですね~。

 

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