エブリディ・マジック-日だまりに猫と戯れ

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『まほうつかいとねこ』ーせなけいこさんの絵本

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 クリスマスローズ ニゲルのその後 色が変わっても綺麗

 

今日は晴れていますが、また、風が強くなってきたかな。

 

 

 

 

さて、前回は、

魔女のおばあさんと黒猫ならぬ白猫のお話でしたが、

今度は、魔法使いのおばあさんが黒猫を募集することから

始まる日本の絵本です。

 

魔法使いが集まりに行くのに必要なので、募集したのはくろいねこ。

ところが、雪の降る晩、やって来たのはしろいねこ…。

  

だけど、こうすれば…と魔法使いが考えついたのは、

黒いセーターを編んでねこに着せること。

 

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ほうきに乗る練習もして…何とか集まりに出かけるのですが、

火のまわりで踊っているうちに暑くなって、

ねこはセーターを脱いでしまいます。皆、びっくり…。

 

せなけいこさんの

きれいな色彩のシンプルな貼り絵タッチの明るい絵も、

可愛いお話を語ってくれます。 

  

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まほうつかいと ねこ (チューリップえほんシリーズ)

まほうつかいと ねこ (チューリップえほんシリーズ)

 


お話の展開ごとに変わるねこの豊かな表情も、ほほえましく、

白猫とわかった後の魔法使いのおばあさんの一言には、

あたたかい気持ちになりますね。

「しろいねこでも、いいよ。だって、わたしの だいじな ねこだもの」

 

それにしても、そこはかとなく漂うユーモアでしょうか、

楽しめます(笑えます)


だって、フードもついて顔だけ出したねこのセーターにも、

うまく乗れないねこをおんぶしてほうきに乗る姿も、

そして、びっくりした他の魔法使いたちの反応にも…。


誰もとがめるどころか(幼児の絵本といえばそれまでですが、

現実社会もこうシンプルにことがすめば、世界は平和でしょうね…)

魔法使いのねこ達にセーターが流行りそうな気配…ってのも可笑しい!


「つぎの まんげつの ばんが たのしみです」

                                                     (文庫“青い猫”#15より)

                                                   

ちなみに、次の満月って、今週末、11日の月食ですね。

セーターを着たねこがほうきに載って、飛んでるかもよ(笑)

冗談はともかく、

ワンちゃんみたいに、服?OKな猫もいるようですが、

個体差かしらね。

 

話がそれましたが、

せなけいこさんの絵本は、『いやだいやだ』とか人気ありますが、

今は、この絵本は、図書館で見れるくらいかな。

 

ところで、なかには、復刊ドットコムなどで、希望が多いと、

復刊される場合もあります。

www.fukkan.com

 

いい本でも、結構、絶版になってしまっているものも

少なくないですね。 

 

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