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エブリディ・マジック-日だまりに猫と戯れ

草木と庭と猫と…本や日常のあれこれ、小さな発見

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ムーミンママのまどろみー『ムーミンパパ海へいく』など

 

今年のバレンタインも過ぎたが、入れ替わるように

巷では、ホワイトデーのお菓子が並んでくる。

 

 

 

一昨年になるが、思わず

缶と箱の柄に惹かれて買った

いわゆるパッケージ買いのムーミンクラシックの

バレンタイン用チョコレートがあった。

 

いうまでもなく、チョコは瞬く間に消えたが、

いまだ、ひっそりと私の箪笥の引き出しの片隅に

その缶が残っている。 

 

ムーミンママのファンとして一目惚れのこちら

 

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 ムーミンママが木の下でお昼寝しているシーンは

ムーミンパパ海ヘいく』にあります。 

 

新装版 ムーミンパパ海へいく (講談社文庫)

新装版 ムーミンパパ海へいく (講談社文庫)

 

  

冒険心のやまないパパと共に、ムーミン一家も

灯台しかない島へ移る物語なのですが、

実り多い花木がほとんど育たない、不毛の土地で

ママは、緑豊かなムーミン谷を思い出し、

寂しくなっちゃうんですね。いわば、

ホームシックというわけで

精神的にまいってしまってたわけ。


で、ある時、壁一面にペンキで絵を描き出します。

(このシーンの挿絵も有名です)

そして、ひょんなタイミングで、絵の中に入ってしまって、

そのリンゴの木の裏側で、まどろむシーンが

缶にあったこちらでした。

ママには、見えるのですが、帰って来たムーミン達は、

ママの姿が見えず、いなくなったと外に探しに出ます。


 ――「しかし、おまえ、わしたちをこんなにまでおどろかすのは、

    よくないね。わしたちが夕がた家に帰ってくると、

    おまえはいつもここにいる――こういうきまりになっているんだ。

    それをよくおぼえていなさい」

(という、パパに対して、ママが名台詞をひとつ披露します…)

   「それがたまらないのよ。たまには変化も必要ですわ。

    おたがいに、あまりにも、あたりまえのことをあたりまえと

    思いすぎるのじゃない? そうでしょ、あなた。」

  ムーミンパパはいぶかしげにママの方を見ましたが、

  ママはわらってぬいものをつづけるだけでした。――

 

 

もうひとつのチョコの箱は、人気者スナフキンとミイ。

 

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実は、スナフキンとミイって、異父姉弟なんですね。

それはともかく、このボックスの絵のシーンは

ムーミン谷の夏まつり』にあります。

 

新装版 ムーミン谷の夏まつり (講談社文庫)

新装版 ムーミン谷の夏まつり (講談社文庫)

 

 

水の中に落ちたミイでしたが、軽かったので溺れずにすみ、

近くに流れてきた裁縫かごに入り込んで寝てしまいます。

やがて、それを沼地で釣り上げようとしたのが、

スナフキンだったというわけでした。


ここでは、姉弟と知らずなのですが

やりとりのなか、やはり気の利いた台詞も楽しいです。


「あたい、もう、またねむくなっちゃったわ。

 いつも、ポケットの中が、 いちばんよくねむれるの」

「そうかい。たいせつなのは、じぶんのしたいことを、

 じぶんで知っているってことだよ」

スナフキンは、そういって、

ちびのミイをポケットの中へいれてやりました。


物語よし、挿絵よし、キャラクターよし、台詞よし…の

ムーミンシリーズ

読み返して、さらに味わい深く、楽しめます。

 

ところで、パケ買いといえば、

前にも載せましたが、ムーミンの文庫本の全9巻シリーズ。

 

 

トーベ・ヤンソン生誕100周年記念で、限定スペシャルカバーと

なって発売されました。

これが、表紙に、トーベ・ヤンソンさんの美しいカラー絵を

使っていたのと、全巻収めたボックスの絵柄がまた

絵本にあった美しいムーミン谷の様子でした。

すでに、文庫本は持っていたのですが、そちらは手放し、

こちらに買い替え、本棚の上にボックスごと飾って読んでいます。

 

私は、後で買っておけばよかったと

後悔することが少なくない方だったのだけれど、

これは手に取るたびに満足で、思い切ってよかった(笑)

そして、やはり、優柔不断は返上しようとも思うのです。 

 

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