エブリディ・マジック-日だまりに猫と戯れ

草木と庭と猫と…本や日常のあれこれ、小さな発見

MENU

ラッキーな子猫ちゃん

スポンサーリンク

 

 

今日は、猫の日だそうな。

そういえば、こんなこともあったっけ。

 

 

 

あれからちょうど一週間…

約束のお電話を頂くまでもなく、大丈夫だろうと思っていたが、

お昼前に「正式に子猫引き受けます!」とあるお嬢さんから電話があった。

 

雨上がりの先週の火曜日

外に出たがるみい君を待たせていたが、

遠くで何かの鳴き声が…

当初は鳥かと思ってたが

どこかから聞こえる猫の鳴き声

だんだん近くなるし、野良かな~それにしてはうるさいくらい

 

買い物に家を出てびっくり、

何と家の門の脇の木に登って必死でわめいているのは

ほかならぬ真っ白な子猫。

どうしたの?

何処から来たの? 何でそこにいるの?と

木から下ろしたら

また足元にまとわりついて

今度は甘えて鳴く

 

どうしよう

家にはボーイズじゃなかったシニアズが…

とっさに抱いたまま、なぜか

ごくごくご近所の獣医さんに駆け込んでいた。

 

獣医さんは冷静で、まずは

センター(処分)か、里親探す(飼う覚悟で)か決めてください

それはそうだけど…

 

2ヶ月くらいでたぶん女の子

しょうがないのでとりあえず

子猫用のドライフードを少しと、

注意(先住猫と2週間は一緒にしない等)頂いて

家に連れてもどった


ケージもないので、小屋から引っ張り出したキャリーに

(ほとんど子猫にはケージみたいだったけど)

入れて、玄関内に置いた

餌をあげると、かわいそうにお腹もすいていたのでしょう

わき目もふらずガツガツと食べはじめた。

 

(外に出たくて、他の部屋でうろついていた)

みい君が気がついてキャリーを覗いた

子猫は、食べるのに夢中だったが、みい君を見ると

少し下がって「ウ~ウゥゥ~」と唸り、ふくれて激しく威嚇

すると、何と驚いたみい君は、他の部屋に戻るなり、吐いたではないか…

 

そのうち、ばたばたしているのに気づいてやって来たふうちゃんにも

子猫は、同じように威嚇

みい君よりは落ち着いてたけど、「へんなチビ」とふうちゃん


部屋に戻って、あちこち匂いをかいで探索開始

とても家では、飼えないよ

ふうみいを一緒に横浜から連れてきてくれたEさんに連絡

心当たりをあたってくれるという

しかし獣医さんではないけれど、里親探しは容易でないとも

 

4時少し前になって思いもかけなかったところ

獣医さんから電話があった「まだ猫ちゃんいますか?」

子猫を見たいというご家族が来るという

 

何でも、子猫が欲しくて、

保護センターに問い合わせ、今はシーズンに少し早いといわれ

割と近くのこの動物病院に問い合わせてみたという

 

電話から15分後、4時過ぎには

(18歳の猫もこの病院で看取ったという)猫好きのご家族、

おじさんとお嬢さんにお目通りの子猫ちゃん

 

ニャアニャアと人なつこい白い子猫は、愛らしいことこの上ない

ゴロゴロいって、元気いっぱい

もうメロメロのお二人はその場で飼う気でいたが

冷静な獣医さんが、一週間程様子見てからと言い渡したので、

電話番号を交換後、子猫と里親さん有力候補を残して、

私はめでたく空のキャリーと共に退散

 

我が家のシニアズには、謝り、安心するよう報告し、

保護から5時間程度の、あっというまの引渡し劇でありました。

 

今日電話でうかがったら、名前は「まろ」(麻呂)ちゃんだそうな

私には、白いマシュマロのマロちゃんに思えたが

ラッキーな子猫ちゃんです。

よかったよかった。    

         (2009年3月末のmixi日記より)

 

f:id:koboaoineko:20170222161231j:plain

                     (2008年10月)

 

当時、先代の父子猫は、

引き取って4年たってなじんでいたが、

12歳と14歳になった頃だったか。

 

何であの時、近所とはいえ、とっさに獣医さんに駆け込んだか

考えるより先に、あのチビ猫を連れて身体が動いていたのだ。

結果、子猫を求めていたご家族と引きあうわけだが、

こうしためぐり合わせの妙は、天の配剤としか思えない。

 

猫に魅了される契機となった、先代たちとの出会いだって、

なぜかわからないが、迎えてみようと思ったという

感覚に突き動かされていて、そうして子犬ならともかく

猫という選択肢が夢にもなかった家にやってくるわけだ。

 

よく考えて、というが、私の場合は、あまり考えないほうが

うまくいくことが多いのも確かで(笑) たぶん、そこに

神様でもなんでもいいのだが、天の介在の余地があるのだろう。

頑張るのも悪いことではないだろうが、何でも自分たち

人間の力で物事が動いていると思うのは、思い上がりのような

気がする。

 

もう一つ、今思うと

こうしたシンクロやミラクルみたいなことが起こるのは

変な期待をしていないという時で、むしろ、お手上げぐらいで

天にお任せ状態の感があるところも面白い。

 

応援クリック↓↓よろしくね!

ありがとう♪ 励みになります。


にほんブログ村

ご来訪ありがとうございます。