エブリディ・マジック-日だまりに猫と戯れ

草木と庭と猫と…本や日常のあれこれ、小さな発見

MENU

夏の出会い-猫との物語の伏線

スポンサーリンク

 

家に、初めての猫たち(シニアの父子猫)を迎えたのは

もう十数年前のこと、1月の末だった。

 

動物好きなほうであったが、

猫とは馴染みがなく、どちらかというと犬派だった。

庭を荒らされるからと

親の代では、追い払っていたくらい。

 

その後、小型犬を飼おうかなとは

思ったこともあったが、それがどうしたことが

夢にも思わぬシニアの猫たちとなった。 

 

 

 

その半年ほど前の7月、海の日に

家族が友人の家に泊りに行って

目にしたのが、優雅に歩く印象的な猫の姿。

それがみい君の兄弟のジャスミンだった。

とても興味を引かれたという話であった。

 

ジャスミンの実家で猫の飼い主を探しているとの話を

聞いたものの、家は猫はダメ、とスルーしたという。

年の暮れになり、まだ飼い主が見つからないと聞き、

何気に、彼ら(猫たち)の話をされて、私も

なぜか、気になってしまったのであった。

 

その後はあれよあれよというまに話が進み、

年明けに、猫の実家に猫を見にいった。

(場所も横浜、私たちにはなじみの土地だった)

 

f:id:koboaoineko:20210615104359j:plain

ふう(左)&みい 

人懐こいみい君と、ハンサムな美猫ふうちゃん、

当時8才と10才ながら、健康で若々しかった。

結局、二匹とも引き受けることになり、

猫のことを何も知らないまま、1月末に迎えた。

 

当時、友人等、周囲にいた人々は

筋金入りの猫好きばかり。後押しもあり、

戸惑いも、皆と猫たちに助けられた。

理由は何もなく、ただ

シニアの彼らの面倒をみようと

漠然と感じたのであった。

 

もともと動物と暮らしたいという気持ちがあり、

シニアとはいえ、ワイルドかつエレガントな

ロシアン二匹が、家の中を(外もだったな)

自由に動き回る姿は、幸せで

夢のような7年7ヶ月の日々だった。

 

そして、5年前の7月、ふうちゃんの月命日に

みい君の姿を追って、庭に現れたのが、仔猫のしいちゃん。 

 

f:id:koboaoineko:20170712111045j:plain

                  (2012年7月12日)

入れ替わるかのように、9月に入っていきなり、

みい君も突然、旅立っていった。

 

まだその頃は、気力もなかったし、

新たに飼う気は全くなかった。

子猫は、8月に獣医さんに診せていて、

秋口に避妊手術は受けさせたが

里親さんを探そうと思っていた。

 

みい君の姿が見えなくなり、

私たちにまとわりつくようになった

しいちゃんが家に入れたのは

ほぼ半年後の冬至

可愛いなと一目惚れして、連れ帰りたいといった

植木屋さんが、「この子はここが気にいっているんだよ」

と言ってくれ、家族が決断した。

 

思えば、猫が家を選んだのであった。

そして、偉大な先代猫のペットロスを癒してくれたのは

他ならぬ新しい子猫だったのだ。

 

f:id:koboaoineko:20170712165147j:plain

                 (2012年7月12日)

 一年後

f:id:koboaoineko:20170712111308j:plain

                 (2013年7月14日)

 

 

f:id:koboaoineko:20170712140037j:plain

   二ヵ月半くらいの頃     (2012年7月23日)

 

    応援クリック↓↓よろしくね!


ありがとう♪ 励みになります。

 

にほんブログ村 ライフスタイルブログ ポジティブな暮らしへ
にほんブログ村

ご来訪ありがとうございます。