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未知と不確実性を楽しむ-『忘れるだけでうまくいく脳と心の整理術』茂木健一郎さん

 

今日の日差しは一段と強烈な感じですが、

車を出してもらって、買い物を済ませられてよかった(笑)

 

西側では、八重のムクゲ木槿)が、次々咲いています。

 

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 脳科学者、茂木健一郎さんの著書。

 現代は、記憶する術より、忘れるスキルが必要ではないかという。

 

  人生がうまくいかないことの多くは、過去を忘れられないことにも原因があります。いろいろな物事を覚えていることが、覚えすぎていることが、幸せに生きることや人生を切り開くことの邪魔になっている場合もあるのです。

 創造的に生きること、今までやっていなかったことに挑戦すること、人生を切り替えて新しい自分になることや、新しい時代に適応すること、思い切って過去を忘れることでうまくいくことは、実は世の中にたくさんあります。忘れることで脳に空白ができ、新しいことを考え出せる余地が生まれるからです。

  

 

脳のメンテナンスとして、

著者自身が行っているフォーカシング(カウンセリングの技法)や、

ひたすら無の境地で歩く「歩行禅」についても触れている。

 

あらためて言うまでもない感もあるが、

要は、忘れようとするよりも、何か他のことに熱中(没頭)して

単純作業などでも、今を生きることに没入することで、

切り替えが出来るということ。

 

茂木さんの本は初めて手に取ったが、

今回、読んで、なるほどと思ったことが、おわりにまとまっていた。

 

「あなたの人生には、これから先もいろいろ不確実なことが起こります。 

 あなたはそれを楽しみだと思いますか? それとも不安に感じますか?」

 

講演で、この質問をすると、ほとんどの人が不安だと答えたという。

今までの私なら、(不安というのは)もっともだと思ったが、

最近、そうもいっていられないと感じ始めていたので、興味深かった。

 

 つまり日本人は、全体的に不確実性を避けようとしており、不確実性に対して希望を抱くことができなくなっているということです。何が起こるか分からない不確実な状況が、「楽しみ」であるよりもむしろ「不安」であるというのが今の日本人の姿だとすれば、日本人の脳は、大変不健康であるといわざるを得ません。

 どんな人の人生でも、「未来に何が起こるか分からない」という不確実性は避けて通ることはできません。どんなに賢くても、どんなに用心深くても、どんなに綿密に計画を立てていても、必ず予想できないことは起こります。だとしたら、いっそのこと不確実性にこそ希望を持つべきではないでしょうか。

 

 不確実なことに希望を持つためには、成長を阻害する過去のネガティブな出来事を忘れて、「今、ここ」の瞬間を精一杯生きることが必要です。本書ではそのための方法をみなさんと一緒に見てきました。

 

 なるほど、そういう本でした。

 

過去や経験から学ぶというのもよく言われてきたことではあるが、

過去の延長線上ではない、もっと新しい方向性を必要としている

時代の変わりようなのだ。

 

また、昔は、ひとつのことに執着して、

一貫しているパラノ人間が社会に適応していたが、

今は、インターネットの登場などにより、時間が細分化され、

パッパッと切り替えられる分裂型のスキゾ人間のほうが適応しているという。

これは、ちょうど、まさにベストセラーとなっている

堀江貴文さんの『多動力』でも語られているところだ。

 

多動力 (NewsPicks Book)

多動力 (NewsPicks Book)

 

 

 

 

 

茂木さんの本に戻ります。

 繰り返すようですが、人生は予定調和にはできていません。最初から現在のような自分になると決まっているかのように思えることもあるかもしれませんが、決してそんなことはありません。

 

(略)「未来に目を向ける」とは「将来の目標を持って、綿密な計画を立てること」とは全然違います。むしろ計画を立てないことが大事なのです。もちろん、仕事上の納期に間に合わせる、人と交わした約束は守るなどの最小限の計画は必要です。しかし人生そのものの計画は立てないことが秘訣です。

 計画を立てることは、その計画を立てた時点が出発点となっているので、結局は未来を現在の延長線上で考えてしまっていることになります。そうすると、結果的には自分の未来の可能性を狭めることにもなりかねません。また、別の弊害としては、あまりにも計画通りに人生を進めることに全神経が集中してしまうと、想定外のことが起こった時に、それに対処することができません。

 そうならないために、普段から未知のものを受け入れるトレーニングを積むことが必要です。その訓練は、僕自身が日常で行っていることです。

 

つまり、「計画を立てない行動」をよくやっているという。

 

確かに、ルーティンにそって流れていると、滞りはないが、

時に、オートマ化してしまい、マンネリになりがちなのは否めない。

日常の買い物一つとっても、大体、決まっていたりするものだが、

いつものそれでなかったら、と小さな変化が新鮮だったりする。

いつも通りに出来なければ、その時は不便に思えても

それなりに新たに工夫するのも確かなのだ。最近、

日常レベルの小さなことながら、見直しをしている。

 

本書を読んでいって、おわりに

“未来は何が起こるか分からない。だからこそ、希望を持って明日にのぞむ”

とあったのに頷けるようになっていたのと、シンクロするように

他に読んでいた本の内容も腑に落ちたのが面白い。

 

 

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