エブリディ・マジック-日だまりに猫と戯れ

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映画『ダンス・ウィズ・ウルブズ』-壮大な自然と大地で育まれる新たな絆

 

暦では、

処暑(暑さが収まり始める頃)も過ぎましたが

暑さが戻ってきた感があります。

8月に入って涼しいくらいの日が続いたので、

今更の残暑というのも

ちょっとこたえますね。

 

 

  

 

 

ダンス・ウィズ・ウルブズ』 “Dances with Wloves”(1990年)

ケビン・コスナーが監督・主演の超大作映画。

それまで、一方的に白人の都合で描かれてきた先住民族の姿と

西部劇の常識を覆すことにもなった一作でもある。

 

ダンス・ウィズ・ウルブス [DVD]

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特殊撮影など使わずに、自然の中での

圧巻というしかないバッファローの行進シーンをおさめる苦労、

そして、その狩りの場面(倒されるバッファロー以外は本物)

また、ケビン自身、ほぼスタントなしの騎乗や射撃など、

万難を排してよく出来上がったともいわれている。

当時のアカデミー賞を7部門で獲得したのも頷ける。

 

マイケル・ブレイクの原作は、

白人を批判した内容が嫌われ、ほとんどの出版社で断わられ、

小さなところで、ペーパーバックとして出版されたという。

ケビンが映画化するにあたっての資金提供も、外国の投資家頼みで

始まり、大幅に予算をオーバーして、ケビンの私財をつぎ込んで

完成にこぎつけた経緯があるようだ。

すでにスターであったケビンの監督作品ということでの注目もあったが、

公開されてみれば、興業的にも大ヒットとなったのだった。

 

1991年というから、もう25年以上も前の作品だが、

いつだったか、テレビで途中見たかな…くらいで、

ケビン・コスナーの映画で覚えていたのは

ボディガード』でしょうか(笑)

 

気になってた映画のひとつで、今となってのDVD視聴。

いきなり、戦場で怪我をした主人公の足を切断するとかどうかで

始まり、これ、3時間も見られるのかと危惧したのもつかのま、

雄大なアメリカの自然のもと、たった一人で任務についた主人公、

言葉の通じない異文化と人とのふれあいなど、いつしか

ぐいぐいと引き込まれていた。

4時間バージョンも見てみたい。

 

南北戦争の時代。北軍の中尉ジョン・ダンバーは足に怪我を負う。

切断されるのは御免だと、再び靴を履く。目に留まった馬に飛び乗り、

自らおとりとなるかのように、単独で南軍の前に飛び出していった。

この自殺行為まがいの無謀さが南軍をかく乱し、英雄に。

足も切らずに治療してもらい、赴任先を自ら選べることになった。

 

フロンティアを見たいという彼が選んだのは、

サウスダコタ州のへき地の砦、見渡す限りの荒野に

当面の食料と生活品を運び、たった一人で

荒れた小屋を手直ししながら、任務を待つ生活。

愛馬のシスコと、まわりをうろつくようになった狼ツーソックス

だけが相手の日々だったが、なぜか彼は満ち足りていた。

 

ある日、馬を盗みにきたインディアンに、

水浴びをしていた彼は威嚇。

気づけば一人、全裸の白人の姿は奇妙に映ったことだろうが、

これがきっかけで、隣人ともいえるスー族の知るところとなった。

お互いが興味を持ち、ジョンも意を決して、訪問することに。

途中で出会った怪我をしたインディアンの女性を送り届けるのだが、

ジョンは帰れと拒否される。しかし、その後、スー族から選ばれた

“蹴る鳥” と “風になびく髪”という二人が訪れる。

ジョンは、身振り手振り、ゼスチャーで意思の疎通をはかろうと奮闘。

徐々に交流が始まるのであった。

 

また、助けた女性 “拳を握って立つ女”は

子供の頃、家族を殺され、スー族に拾われた白人だった。

忘れた英語を少しずつ思い出し、通訳となって、

ジョンとスー族の理解を助け、

いつしか二人は、恋に落ちる…。

 

そして、ついにバッファローの大群が現れた。

毛皮などの一部を乱獲するため殺す白人に、心は痛む一方、

自分たちの冬の食料分だけ、敬意をはらって全部分を使いきる

スー族の神聖な狩りに、ジョンは心うたれるのであった。

 

スー族と絆を深めていくにつれ、ジョンは軍人としてより、

暮らしと家族と仲間を守るために戦う姿に共感し、

誇りを感じるようにもなる。

今や、ジョンは信頼をえて

タイトルのダンス・ウィズ・ウルブズ “狼と踊る男”という

インディアン名で呼ばれるようになっていたのだ。

 

砦に日記を取りにいき、かつての騎兵隊達に狙撃され、

捕らえられて、反逆者扱いのジョンを救いだしたのも、

スー族の勇士たち。

あくまで、自然と大地に根ざし、“調和”している彼らの暮らし。

しかし、その先住民族を、迫害すべく、

国の軍もそこまで迫っていた…。

 

  


映画「ダンス・ウィズ・ウルブズ」日本版劇場予告

 

ジョン・ダンバー中尉・“ダンス・ウィズ・ウルブズ”   

            ケビン・コスナー

“拳を握って立つ女”   メアリー・マクドネル

“蹴る鳥”   グラハム・グリーン

“風になびく髪”  ロドニー・A・グラント

 

ケビン・コスナーはかっこよかったし、

スー族の人たちも勇壮だった。

 

 


ダンス・ウィズ・ウルブズ(字幕版)

 

この映画が作られて更に年月がたつが

先住民族少数民族、あるいは

自然や野生動物への理解の深まりは

どうだろう。

異文化(人)であれ、異種(動物)であれ

交流に必要なのは、誠実さとリスペクトだが

いまだ、功利主義のもと、

理不尽なことも繰り返されている。

 

素晴らしい映画を見たと同時に

考えさせられるものも少なくない。

 

ところで、私の年代だと

幼児の頃に、『ローハイド』

主題歌と馬の印象だけあるんだけど(笑)

その後、西部劇もテレビでよくやっていた時代。

馬とか動物の出てくるのは今でも好きだが

やはり、自然を背景にしたものは、いいね。

 

 

暑さ戻って、連日の朝帰り…も

(夜は外のほうが涼しいからな~)

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