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猫文学って、何?
タイトルに書いておいて何だが
猫が出てくる、あるいは猫を扱ったお話、ファンタジーとか
猫グッズではないが、猫の物語(文芸作品)ってとこかな。
まだ、今のところではあるが、
毎日、何か書こうと、思いついたところをリライトなりして
何とか載せていると、もう猫本紹介みたいになっちゃって…。
かつて、やたらに、猫ものを拾って読んだのも確かだが、
これが今、裏目に出る、いや
役に立とうとは…しかし
一つ何か紹介すると、あ、あれもよかったのよ~、と芋づる式に
とまらない、どうしてくれるの。
といいながら、本日は
図書館なら、絵本やら児童書のコーナーにでなく
普通の階に置いてあるもので、代表的なのを何冊か…。
って、結局、今日も猫ですね、ご寛容に。
オキザリス パーシーカラー 蕾の紅白も可愛い
猫を飼いたかったピーター少年は、ばあやの傍を離れて、
道路の向こうの公園で見かけた子猫の元へ行こうと飛び出し・・・
気がつくと、真っ白な猫となってしまっていた。
家にも入れてもらえず、突然、猫として生きていくことになった
彼の窮地を救ってくれたのが、賢く優しい雌猫ジェニィ。
そして彼らの愛と冒険の旅が始まります。
ポール・ギャリコの縦横無尽のペンが冴え渡り、
猫を扱ったファンタジー作品の大傑作でしょうね。

- 作者: ポール・ギャリコ,Paul Gallico,古沢安二郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1979/07/27
- メディア: 文庫
- 購入: 7人 クリック: 44回
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矢川澄子さん訳の単行本もあります。
ギャリコの猫といえば、もう一冊。
獣医でありながら、生き物全般に無関心で頑なだったマクデューイ。
一人娘が可愛がっていた猫トマシーナの死をめぐって、
娘との間に救いがたい断絶を招き、
愛娘を失いそうな絶望の淵に陥ることになるのですが…。
魔女のように言われていた純心なローリと出会ったことで、
はては猫神バステトまで登場し、物語は奇想天外な展開をみせます。
「ジェニィ」と共にギャリコの作品は、猫文学?の金字塔ですね。
単行本は まぼろしのトマシーナ
さて、物語の他にも、これも欠かせない一冊が。
猫による猫のための
“快適な生活を送るために、飼い主をいかにしつけるか?”の
心得集ということです。
タイプに向かう猫の姿の表紙をはじめ、
猫の写真も適度に織り交ぜた本書に惹きつけられた猫好きの読者ならば、
すっかり作者(猫)の思うつぼでしょう。
無類の猫好きだったということで、いわば猫仲間というわけなんですねー。

- 作者: ポールギャリコ,Paul Gallico,灰島かり
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 1998/12
- メディア: 文庫
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ポール・ギャリコ(Paul Gallico 1897-1976) は、
もともとは、スポーツライターとして知られます。
『スノーグース』や『ポセイドン・アドベンチャー』など
映画の原作に使われ、成功をおさめますが、その後、
発表された小説も、とにかく、面白い、というか
ひき込まれ、読ませます。天性の物語屋さんだった思いますが、
『雪のひとひら』、ハリスおばさんシリーズなどなど
ポール・ギャリコの本 は、私も好きなものが多いです。
あっ!?(数時間後に気がついた)
ここに猫の写真を載せるはずだったのに、ないじゃない、
忘れて更新しちゃったのね(;'∀') 次回に譲ります。
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