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日が差すと暖かく感じるが、
何だかまだ寒い。
それでも、庭では
草木はそれなりに伸びてきている。
プリムローズ
人間は「冬眠」しない動物ですが、その代わり「春眠」するのではないか、と思うことがあります。2月からはじまる「春」は、骨盤、頭、肩胛骨など、身体の右側のゆるみとして最初に現れ、次にゆるみにくい左側、さらに再び右側と、交互にテンションを下げながら脱力化を進行させます。
左右がそろい、全身がゆるみきったところで、身体をだるく感じたり、やけに眠かったりするんですね。これが「春眠暁を覚えず」という、身体のお休みモードです。片山洋次郎 『整体かれんだー
片山洋次郎さんによる
副題が、"旬な身体になる"という本。
文庫になっていました。
虫が這い出すという啓蟄も過ぎて
3月も半ばに向かい、春へと加速中。
身体的には、春先は浄化の時期とは
知っていましたが、
感じていたように
ちょっとだるかったり、
ぼんやりしがちな時期
でもあるというのは、
なるほど、こういうことだったんですね。
“身がまま”整体をいろいろ本で紹介されている
片山洋次郎氏の『整体かれんだー』のコラムにあります
春の身体、から。
身体の本質的なリズムに沿って
一年も2月はじまりで、旬な身体になれるよう
月々ごとに、わかりやすく、具体的な
実際の手入れ(対処法)を教えてくれます。
現代的なカレンダーでいくと
一般的な生活上も、春は始まりの季節とされていますが
身体的には、お休み=調整モード、
いろいろ終わらせるのに適しているというのは
感得、納得といったところかも。
春は体内にためこんだよけいなものを排泄する、整理・大掃除の時季と考えるとよいでしょう。激しいともいえる変動の中で、身体のバランスをうまくリセットできれば、春・夏モードに入った時に、その人に備わっている本来の元気が発揮されやすくなります。
何か特定の疾患とかの原因でなければ、
好不調の波というのも、季節に合わせて
身体自ら上手にバランスを取り直しているともいえ、
その賢明な身体に従うなり、言うことをきいて
休むなり、ペースを落とすなりして調整に参加するのも
大事なことだと思える一冊です。
人間以外の動物は、シンプルに生きているようだが、
私たちヒトだけが、頭と身体がバラバラになりやすく
頭で情報をかき集めて、右往左往してしまったりする。
実は、基本的な情報は自らの身体がシンプルに
教えていてくれるのかもしれないですね。
以前、他にも、著者の本について載せています。
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