今は古本となっているようだが、
愛くるしい子猫や犬、うさぎなどを描いた素晴らしい絵本がある。
作者は、クレア・ターレー・ニューベリー
(Clare Turlay Newberry 1903-1931)
2歳から絵を描きはじめ、6歳の頃には、
将来イラストレーターになると決意していたという。
自分の子供や飼い猫をモデルに、1930~60年にかけて
絵本作家として活躍。
1937年の"Mittens" 『こねこのミトン』のベストセラーにより
「猫の画家」として有名になった。
実は、この作家と知らず、
ちょっとレトロモダンな雰囲気、
オシャレなデザイン画風の絵に
惹かれた一冊の絵本があった。
それが、『サリーとライオン』
作者名を見て、あれ、と思ったが、
クレア・ターレー・ニューベリーの
デビュー作(1931年)だったのだ。
実際の絵本は、
上の画像より、ずっと鮮やかで綺麗な色彩になるが、
サリーという女の子と、ハーバートと名付けたライオンのお話。
おもちゃでなく、サリーが欲しかった本物のライオン。
お母さんが、あかちゃんライオンを連れてきてくれます。
一緒に遊び、やさしいライオンに育ちますが、どんどん
大きくなって、みんなが怖がるので、ハーバートを
山の牧場で暮らさせることにしました。
サリーのもとには、淋しくないように子猫がきました。
ところが、サリーが恋しいハーバートは…ある日…。
やがて、サリーのお父さんとお母さんが
下す結論が実にふるっていて、
とても楽しい爽やかなお話になっています。

- 作者: クレア・ターレーニューベリー,Clare Turlay Newberry,さくまゆみこ
- 出版社/メーカー: 光村教育図書
- 発売日: 2000/02
- メディア: 大型本
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まあ、ライオンもネコ科ですけどね。
そういえば、
昔、アフリカで幼少期を過ごし
動物とお友達になれるティッピという女の子が
いましたね。
(今は、フランスに戻り、成人されたようです)
本もありました。
また、"ライオン・ウィスパラー" (交流する人)
と呼ばれる
動物学者のケビン・リチャードソンさんもいます。
アフリカで、ライオンを中心の保護しています。

Part of the Pride: My Life Among the Big Cats of Africa
- 作者: Kevin Richardson,Tony Park
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You Tubeなどで画像をご覧頂くと、わかるのですが
まるで猫がじゃれるように
ライオンやトラ、ハイエナといった
大型動物が、我先にと
ケビンさんにまとわりつく姿は
ほほえましいです。
こちらでは、絵本の話でしたので、
ここで、ケビンさんとライオンについては、
私がよく拝見している獣医の森井啓二さんのブログを
リンクさせて頂きますね。(画像なども貼られています)
美しい自然、動物をはじめ、地球上で何が今起こっているのか
知っておきたい内容を発信されていますので、
森井先生のブログ "ひかたま(光の魂たち)" を
是非、ご覧頂けたらと思います。
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