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今週末には、いわゆる、ゴールデンウィークに入ろうと
いう時期ながら、ちょっと寒いくらいの陽気でもある。
やはり、もう天候でさえも、これが当たり前なんて
ない変動の時代なのかもしれない。
それでも、庭の草花は、季節にそって
移ろっているようで、ドイツスズランが
咲いてきていた。
今、多くの人は、子どもの頃から教えられてきたことが、自分を形成していると思い込んでいます。本来の自分ではなく、「メイド・イン・教育」の自分を生きています。
しかし、私たちが習ってきたことは真実でも何でもなく、単なる「生きる術」にすぎません。
生きていく上で「習ったこと」は必要ですが、教育はあくまでも、私たちが生まれた時代と国を生きていくために身につけるべきことを教えているだけ。自分とはまったく関係ありません。
2章で書いた通り、私たちは自分が物質だと思っていますが、もともとは宇宙が具現化した存在です。
そして、私たちの体を構成しているのは、宇宙の素材です。
自分が、宇宙の具現化した姿だなんて信じられないと思うでしょうか?
しかし、私たちは一度も宇宙の外に出たことはありませんね。
日々いろいろなことを話し、考え、おこなっていますが、それはすべて宇宙の中でやっていることです。
私たちは、「外からインプットしたもの」でできているわけではありません。
「メイド・イン・地球」の自分は、外側からいじりようのないものです。
だから、自分探しなど一刻も早くやめたほうがいい。
時間の無駄です。
それよりも大切なことは、自分が身につけてきた装備を脱ぎ捨てること。
素直に、この世界の生きにくさという違和感を実感すること。
そして、そこから生じてくる感覚を大切にすることです。
『問題は解決するな』 Kan.
Kan.さんは、変わった経歴の持ち主だけあって
視点がなかなか面白い。しかし、
ある意味、至極、まっとうな生き方を伝えてくれる。
この本は、まさに
帯にあるように“地球というせつない星で生きるための人生の極意”
出会いと別れをともに味わわざるをえない地球を、
素直に切ないともいわれる
Kan.さんに共感を覚えつつ、読み進むうちに、
これまでのさまざまな錯覚から覚めて生きようとしみじみ感じる。
問題は解決するものと教えられてきた?従来のあり方とは、違う
タイトルについての内容諸々は、お読み頂くこととして…。
自分と宇宙のコラボレーションで、生きる使命なんて、どのようにでもなっていきます。
決して、「自分とカリスマ」や「自分と親」、「自分と社会」とのコラボではないですよ。人や社会から言われることなど、大きなお世話です。
多くの人が目指している「自己実現」という言葉を、別の言葉で言い換えてみましょう。
それは、「今をただ味わう」ということです。
いわゆる、引き寄せの法則だったり、ポジティブ・シンキングであったりと、
(それはそれで、また楽しくは読めますが)
いわば、一時、気分を高揚させてくれるあまたの自己啓発書とは、全然違う。
宇宙レベルで、常により大きな視点で物事を見て語られるKan.さんの著書、
簡潔ながら、得がたい示唆に富んでいて、読み直すたびに
静かにじわじわと心に響いてくるものがあります。
(不思議の庭のミランダ)
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