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家に、初めての猫たち(シニアの父子猫)を迎えたのは
もう十数年前のこと、1月の末だった。
動物好きなほうであったが、
猫とは馴染みがなく、どちらかというと犬派だった。
庭を荒らされるからと
親の代では、追い払っていたくらい。
その後、小型犬を飼おうかなとは
思ったこともあったが、それがどうしたことが
夢にも思わぬシニアの猫たちとなった。
その半年ほど前の7月、海の日に
家族が友人の家に泊りに行って
目にしたのが、優雅に歩く印象的な猫の姿。
それがみい君の兄弟のジャスミンだった。
とても興味を引かれたという話であった。
ジャスミンの実家で猫の飼い主を探しているとの話を
聞いたものの、家は猫はダメ、とスルーしたという。
年の暮れになり、まだ飼い主が見つからないと聞き、
何気に、彼ら(猫たち)の話をされて、私も
なぜか、気になってしまったのであった。
その後はあれよあれよというまに話が進み、
年明けに、猫の実家に猫を見にいった。
(場所も横浜、私たちにはなじみの土地だった)
ふう(左)&みい
人懐こいみい君と、ハンサムな美猫ふうちゃん、
当時8才と10才ながら、健康で若々しかった。
結局、二匹とも引き受けることになり、
猫のことを何も知らないまま、1月末に迎えた。
当時、友人等、周囲にいた人々は
筋金入りの猫好きばかり。後押しもあり、
戸惑いも、皆と猫たちに助けられた。
理由は何もなく、ただ
シニアの彼らの面倒をみようと
漠然と感じたのであった。
もともと動物と暮らしたいという気持ちがあり、
シニアとはいえ、ワイルドかつエレガントな
ロシアン二匹が、家の中を(外もだったな)
自由に動き回る姿は、幸せで
夢のような7年7ヶ月の日々だった。
そして、5年前の7月、ふうちゃんの月命日に
みい君の姿を追って、庭に現れたのが、仔猫のしいちゃん。
(2012年7月12日)
入れ替わるかのように、9月に入っていきなり、
みい君も突然、旅立っていった。
まだその頃は、気力もなかったし、
新たに飼う気は全くなかった。
子猫は、8月に獣医さんに診せていて、
秋口に避妊手術は受けさせたが
里親さんを探そうと思っていた。
みい君の姿が見えなくなり、
私たちにまとわりつくようになった
しいちゃんが家に入れたのは
ほぼ半年後の冬至。
可愛いなと一目惚れして、連れ帰りたいといった
植木屋さんが、「この子はここが気にいっているんだよ」
と言ってくれ、家族が決断した。
思えば、猫が家を選んだのであった。
そして、偉大な先代猫のペットロスを癒してくれたのは
他ならぬ新しい子猫だったのだ。
(2012年7月12日)
一年後
(2013年7月14日)
二ヵ月半くらいの頃 (2012年7月23日)
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