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秋かと思うほどの涼しさ、
数日、曇りがちに雨降りでしたが、
今日は日差しが戻ってきたようです。
シモツケ ホワイトゴールドが再び花をつけています。
これは、家族が借りたものを
思いがけず観ることになったのだが、
とっても面白かった。
主人公のダフネ役のアマンダ・バインズが
とてもキュートだし、
パパ役が、コリン・ファース。
アマンダは、コリンがパパということで
役柄を引き受けたとか(笑)
アマンダのママ、
チャーミングなリビー役が、ケニー・ブレストン
楽しく、可笑しく、笑いながらも、
結構、ほわっとする
ハートウォーミングなストーリーでもある。
原題は、“What a girl wants”
監督は、デニー・ゴードン
原作は、イギリスの作家 ウィリアム・ダグラス=ホームの
舞台劇(1955年)“The Reluctant Debutante” という。
ニューヨークのチャイナタウンに住むダフネは
愛するママ、リビーから、いまだ会ったことのないパパ、
ヘンリーとのロマンスを聞きながら育ち、
ずっとそのパパに会いたいと願っていた。
17歳になり、単身、パパ、ヘンリーの国イギリスへ。
有名人、ヘンリー・ダッシュウッド卿であるパパは、
折しも、選挙活動の真っ只中。
しかも、婚約者と義理の子どもまでがいたのだ。
がっかりして、そのままアメリカに戻ろうかと迷うが、
パパへの想いが断ち切れないダフネは、屋敷に忍び込む。
一方、17年前、知らぬ間に姿を消した(実は追い出された)リビーが
自身の子供を産み育てていたことも、知らなかったヘンリー
(ダッシュウッド卿)は、ショックを受けながらも、
娘のダフネを迎え入れ、屋敷に逗留させる。
突然現れた実子を邪魔もの扱いする周囲の思惑と、
戸惑いながらも、次第に増していく父と娘の
親子の愛情が交差しつつ、気づいていく
本当に大切なもの…。
格式と因習の世界に、
吹き込んできた解放的な新風に
巻き起こる騒動が笑えます。
パパのために、お嬢様になろうと奮闘するダフネの
並行して描かれる恋もチャーミング。
What A Girl Wants: Trailer (2003)
人気のDVDは、 2015年に、新盤が出ています。
この制作陣は、『アリ―・マイ・ラブ』
『セックス・アンド・ザ・シティ』と同じだったのですね。
英国王室のそっくりさんが登場したり、また
ザ・英国紳士という感じのコリン・ファースですが、
彼が、ターバンを巻いたり、なんと
ピチピチの革パンをはいて踊りまくる姿!(爆)など
(上に載せた英語のトレーラーにもちらと出てた)
ファンは、思いがけず愉しめるシーンもあります(笑)
余談ながら、嫌味な婚約者役のアンナ・チャンセラーは
意地悪していたミス・ビングリ―役の女優さんでした。
また、日本では公開されていないようですが、
悪妻といわれたシェイクスピアの奥さん役も演じたらしい。
ああいう嫌な女という役柄がなぜか似合う、
というかうまい(笑)
とにもかくにも、テンポと
ノリのいい軽~いコメディ。
爽快な後味は、クセになる…
また観たくなる面白さでした。
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