スポンサーリンク
二度咲きの萩
今日は満月ですが、雨降りとなりました…。
今日のブログタイトル
何か矛盾しているみたいですが、
まず、全米でベストセラーとなった
アンジェラ・ダックワースさんの『やり抜く力 GRIT』の本から
やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける
- 作者: アンジェラ・ダックワース,神崎朗子
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2016/09/09
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (13件) を見る
GRIT(グリット)とは、
困難にもくじけない闘志や気概、継続する勇気などを
意味するそうですが、
近年、才能や遺伝といった要因以上に
成功者に共通する心理特性として注目されています。
上記の著書では、
過酷な訓練で知られる陸軍士官学校で
最後まで耐え抜く人はどんな人か調査。
最も有望なはずの人たちも次々と脱落し、
結局、才能や能力ではなく、
「情熱」と「粘り強さ」を持つ人が
結果を出したといいます。
そして、この“やり抜く力”は、
誰もが伸ばせるものとして
これについて本書では
この「究極の能力」をどのように
身につけていくのか説かれているようです。
ようです、というのは、
しっかり読みこんだわけでなく
さっと目を通しただけだからなのだけど、
私は、すべて目を通して割としっかり読む場合と
ちょっと気にはなるけれど、熟読しない流し読みなど
本の読み方がいろいろあるんですね。
ビジネス書のようなものは
どちらかという、速読対象で済ませちゃっていたりする…。
成功哲学に興味があった若い頃はともかく、
もう根性がなくなったのもあるし、
修行系は卒業したこともある(笑)
とはいうものの、
やり抜く力とうか意思は確かに大事で、
興味があるものを、ある程度育てるというか
伸ばすには必要不可欠かもしれません。
そんなわけで、興味ある方には
オススメしますが、これとは別に
以前、ツィッターでなるほどと
思ったものがあったので
ご紹介します。
「始めたことを途中で辞める」経験が足りてない人が多いと書いたら大きな反響がありました。自分の意思で何かをやめた経験がなければ、辞め方もわからない。「辞めないことを前提に作られた社会」では、辞める練習も難しいです。 https://t.co/FZ7Q3B3Ve3
— Kyoko Nomoto@KL (@mahisan8181) 2018年6月4日
マレーシアマガジンの編集者さんとのことですが
このnoteに書かれている内容はなかなか
示唆的でした。
多くのひとは「辞める練習」が足りてない。自分の意思で転校したり、部活辞めたりした経験がない。「自分で辞めるとどーなるか」って経験してないから、会社だってそりゃ辞めるの怖いよね。マレーシア人は「学校合わないな」と転校する。それが小さい頃の「辞めて結果を引き受ける練習」になるんだな。
— Kyoko Nomoto@KL (@mahisan8181) 2018年6月2日
習い事も色々やってみて、いろいろ辞めてみる。辞めるときの寂しい思いや、人間関係がなくなることや、いろんなこと体験できる。辞めた空白に新しいコトが入ってくることもわかる。こうやって人生を「選択する」練習をしてかないと、大人になってからだとちょっと怖くなっちゃうんだよね。
— Kyoko Nomoto@KL (@mahisan8181) 2018年6月2日
日本ではいじめや過労死で自殺する人がいるというと、マレーシア人にはなかなか理解してもらえません。マレーシア人は、嫌な職場や嫌な学校は辞めてしまうからです。
「やめ方がわからない」と人は辞めることができない
実は私も最初の会社を辞めるのに5年かかりました。
時代は変わってきましたが、
何でも長く続けるのは誉められるものの
すぐ辞めるのはよくないとされてきたものでした。
私も若い頃、膝の再手術のために
5年で会社を辞めた経験がありますが、
今思うと、辞めたかったので、
あの時期にそうした流れを招いた感じもありました。
何かこだわりがあったり、周りを気にすると
意外にも、物事を辞めるというのは簡単でないですね。
趣味にしろ、仕事にしろ、
個人的に、一芸に秀でるとか、この道一筋とか
かつては憧れていたせいもありますが、
その対象に興味が薄れても、
続けることが目的になってしまいかねません。
“「辞める練習」が足りてない”と指摘されたkyoko Nomotoさんも
そのためには、小さい頃から「適性把握」といって
自分が何者か知るために、たくさんの経験をいろいろさせる
大切を述べています。
これは、先の『やり抜く力』の終わりの方でも
課外活動をすべし、とありましたね。
最近感じるのは
人生もそうですが、やはりいろいろな経験をしたほうが
いい、面白いということに通じるのではないでしょうか。
成功哲学とは異なる視点ですが、
経験することに関しては、失敗も成功も関係なく
それをしたこと自体に意味があり、
向き不向きも含め、自身をより知ることになるのは
確かだと思います。
アボリジニの格言にあるそうですが、
“私たちは今この時空への訪問者”で
様々な体験をしに来ているのかもしれませんね。
やりたいことがある、創りたい、
見たい、聴きたい、読みたい、
話したい、出掛けたい、会いたい、
食べたい…何でもそうですが
そうしたいと感じたら、
期待せず、どんどん試してみると
人生の彩りが豊かになりそうです。
応援クリック↓↓よろしくね!
ご来訪ありがとうございます。