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昨日のポテトケーキにちなみ
『真夜中のパーティ』(岩波少年文庫)にも
ふれました。
子どもの時から本好きな方だったけれど
感動的なお話のクライマックスとは別に
何ということもない食事やお茶のシーン、
その細やかな描写に惹かれたものでした。
それでイギリス文学に興味を持った、
というわけではなかったものの
確かにお茶の場面にはこと欠きません。
何でそんなに魅力なのか
かつて読んだ雑誌のエッセイの一つに
なるほど、そういうこともあるかな、と
思ったものがありました。
三宅興子さん(英国児童文学研究者)の
「お茶と冒険のはざまで」でした。
ロンドンのハイド・パークで
大人も子供と一緒になって
池で手作り模型のヨットを浮かべ、
熱心に周りを歩き回っている姿を見た著者は言います。
これだな、とイギリスの子どもの本を長年、読み続けてきた私は思った。子どもっぽいと思われることなど気にしないで、大人も子どもも同じレベルでひたすら遊んでいる精神、それを是認する精神を背景として、イギリスに児童文学の王国が築かれたのだ。
「三匹のこぶた」「ホビットの冒険」「ピーター・ラビットのお話」「不思議の国のアリス」「宝島」等の本を挙げながら、述べます。
「困難な旅にあってビルボ(ホビットの主人公)は、折にふれ『わが家のホビット穴のお気に入りの居間にいて暖炉の前でいすにかけ、そばのやかんがふつふつと歌をうたうありさまを、しみじみ思い出』すのであった。われわれ人間は多かれ少なかれ、一方で安定と安らぎを求め、もう一方で、変化と冒険を求めているものなのであろう。」 (太字はこちらで)
私たちも外出から家に戻れば
居間でお茶を飲もう、一息つこうと、
冒険ならぬ
ごく日常レベルでの活動であっても
そう思いますものね。
もっとも家にいる時も、
必ずお茶を飲んでいる気もします。
時には仕事の合間のお茶のはずが、
お茶の合間の仕事にならないとも
かぎりませんが(;´∀`)
紅茶にスコーンのみならず、
熱い番茶におまんじゅう、
コーヒーにマフィン、と
紅茶一品にこだわらず
何でもありが日本的?
日本食、中華、西洋料理、アジアン…
盆暮れ正月、クリスマス、バレンタイン、ハロウィン…
悪く言えば商業主義、よく言えばお祭り好き?
イギリス文学でも
紅茶には一家言あるジョージ・オーウェルが
信じがたい放浪生活を送ってた
『パリ・ロンドンどん底放浪記』でも
まず紅茶(パリではワインだったっけ)とパンを求めて
とにかくお茶の場面は出てきました。
お茶にお菓子がつきものなのは
昔からの習慣なのか、
私の場合こうした物語由来の
ティータイムのイメージなのか
定かではありませんが
そんなこんなで
パウンドケーキにはまってる今日この頃。
きっかけは家族の
グルテンフリー、砂糖フリーからの
(といっても、市販のパンや菓子も頂くゆるい)
ヘルシー志向でしたが
面白いものです。
そういえば
ここ数年の断捨離を免れた昔からの本二冊
一冊目は過去記事で内容紹介してました。
いずれにせよ
昔から興味があったんですね~(^^♪
ところで
昨日のポテトパウンドケーキ(米粉)
家族にも大好評でした!
あの量ではチーズがわからないけど
バターとバニラの風味がきいていて
何かはまっちゃう不思議な味わいで
手がとまらなくなるのがヤバい
食べ過ぎ注意です(*´σー`)エヘヘ
今日は夕方になって新しいお菓子に挑戦。
今オーブンで焼いてます。💓
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