エブリディ・マジック           ~猫と弾けるポップコーン ♬~

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先週の読書(マリアンヌの夢、ケルトの白馬、ラウィーニア、ぬすまれた夢、ル=グウィンのエッセイ)

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こんにちは。

10月も九日…また二週近く経っての更新(;'∀')

 

斑入りヤブラン

 

サルビア コクシネア

別名コーラルニンフが

ぴったりな可愛いツートンカラー

 

一昨日ようやく

新しい換気扇をとりつけてもらいました。

古いのが壊れたのは三週間も前。

台所の窓を大きく開けてたけど

換気扇が使えないと暑くて不便。

 

父母がいた頃からお世話になっている

家の業者さんが来てくれた。

換気扇をつけてもらい、

家族がいらないと外した押入れのドアも

持って行ってくれた。

父の代からのご縁が本当にありがたい

ですね。

 

 

 

さて、先週図書館から借りた本5冊

 

『マリアンヌの夢』キャサリン・ストー(岩波少年文庫

病気で療養中のマリアンヌは不思議な鉛筆で描いた絵が

消せずに、そのまま夢の世界で動いているのに気づきます。

そこで出会った少年も療養中で

彼女と同じ家庭教師についていました。

夢の中で起こる不安と怖さを共に克服し、

現実でも回復へと向っていく心理的なファンタジー

ちなみに、描いた絵のとおりの世界が現れるといえば、

この時期『ガラス山の魔女たち』(魔女ファミリー)も思い出されます。

www.salon-shiroineko.com

 

ケルトの白馬』 ローズマリー・サトクリフ ほるぷ出版

ここに描かれている白馬の地上絵は「アフィントンの白馬」と呼ばれ、

その美しい表紙に惹かれて手にとりました。(新版ではイラストに替わってる)

この白馬はいったい誰が作ったのか?

サトクリフは、ケルト文明の伝承と感性を背景とした物語にしました。

イケニ族は馬族同士の戦いに敗れ、残った息子ルブランが

丘に白馬を描き出すことになる過程と悲劇が切なくも鮮烈に語られる。

 

『ラウィーニア』アーシュラ・K・ル=グウィン 河出書房新社

”イタリアのラティウムの王女ラウィーニアは、礼拝のために訪れた一族の整地アルブネアの森で、はるか後代の詩人ウェルギリウスの生き霊に出会う。そして、トロイア戦争の英雄アエネーアスの妻となる運命を告げられる——”

西洋史には明るくないのだけど、さすがにルグウィンの筆致は巧みで

先へ先へと引き込まれ、読み進むことができました。(飛ばし読みもしたけども)

これも新版とは違う旧単行本の表紙絵でした。

しかし歴史というか史実って、戦というか殺し合いが多過ぎるって思うわね。

作品(物語)は素晴らしいけど。

 

 

『ぬすまれた夢』ジョーン・エイキン くもん出版

エイキン珠玉のファンタジー、っていつも言ってる気がするけど(笑)

これは初めて読んだけど、彼女の短編集の中でも指折りの傑作では!

マーガレット・ウォルティーの挿絵も多く、最初に数点カラーもあって

これがまたいい! 思わず古本で入手しちゃったよ。

画像Amazonよりお借りしました。

https://www.amazon.co.jp/dp/4875767188?ref=ppx_yo2ov_dt_b_fed_asin_title

現時点では取り扱いなしとのこと。

 

『暇なんかないわ 大切なことを考えるのに忙しくて ル=グウィンのエッセイ』

河出書房新社

ル=グウィン生前最後のエッセイ集でブログの記事から選ばれた41篇。

ゲド戦記』『闇の左手』(SF)などの作家が高齢であることと向き合い、

自分にとって大切なことについて語っている。愛猫パードについても多く触れている。

 

 

ポストカードこらーじゅ 178

 

 

 


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