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2011年に一緒にいたのは先代たちだったけな…
宮澤賢治は、「世界がぜんたい幸福にならないうちは 個人の幸福はありえない」と記しました。私は「世界ぜんたい」とは、人間のみを指すのではないと思います。人間を含めたこの世界全体が幸せになることを、賢治さんは願っていたはずです。またそう考えなければ、この地球という星を守ることはできないところにまで私たちは追い詰められてしまったと思います。
賢治さんは続けてこう記しています。「個性の優れる方面に於て、各々止むなき表現をなせ」。
たまたま原子力の世界に入ってしまった私は、なんとか原発を止めるために自分が持っている力を出し尽くします。みなさんも、それぞれが取り組んでいる場所で、それぞれの力を発揮してください。
私たち誰もがそれぞれに「止むなき表現」をする場所があるはずです。
小出氏が、脱原発についてご尽力されていらしたことは、
皆さまもご存じでしょう。
「これ以上のエネルギー消費拡大は犯罪
原発がすべて止まっても決して停電は起きない」
という題で、東日本大震災の後、講演されたんですね。
当時は、この小出先生の講演の全文が掲載されていました。
この記事は、その頃、他のブログに載せたものから
拾っています。
今日は、家族が休みだったので、買い物に出たりして
いろいろやっていて、もう夜になり
ブログをお休みしようと思ったのですが、
この言葉だけでも転記しておこうと思いました。
“個性の優れる方面に於て、各々止むなき表現をなせ”
私には、この言葉、結構、心に響きます。
この文は、宮沢賢治の『農民芸術概論綱要』
農民芸術の産者という段にあります。
(青空文庫でご覧になれます)
そして、最初の
「世界がぜんたい幸福にならないうちは 個人の幸福はありえない」
は、序論にある言葉です。
ちなみに、本ではこちらにも収録されているようです。
ささやかな祈りと共に、あらためて
あたりまえの日常を送れることに感謝します。
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