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個人的には、
チェロの響きと言うか音色が好きだ。
高校時代になぜかオーケストラ部に在籍して
チェロを弾いたこともある。
バイオリンなどと違って
希望者も少なく、楽器を貸し出してくれたのだ。
あの当時、公立の普通高なのに音楽のレベルが異様に高く
私以外は、オケ部には音大を目指したり、音楽活動をしているなど
(シンセサイザーも校歌の演奏に使われてたらしい)
結構本気で取り組むような生徒たちが揃っていて、
ほぼ、興味だけのアクシデントのような(笑)参加だったから
よくまあ一時期とはいえ、練習についていったと思う。
三年に一度の学園祭では、何と
ベートーベンの交響曲第七番を演奏したくらいで
当然、うまく弾けない箇所では、先輩に任せて、
弦を鳴らさず、ボーイング(弓を動かす)だけという
記憶もうっすらある(笑)
何しろ、ベートーベンの七番は、舞踊曲のごとく、
特にクライマックスにスピードと高揚感が一気に高まる
第四楽章は “バッカスの饗宴”といわれる熱狂的な曲だ。
その後、カザルス、マイスキーやロストロポーヴィッチといった
日本では溝口肇さんの親しみやすい
チェロの楽曲なども好んで聴いた時期もあったが、
近年に至ってはすっかりご無沙汰気味。
それが、時は巡り、たまたまユーチューブで
破天荒な演奏を繰り広げるイケメン二人組のチェロに
釘づけになったわけで、
それが、前にもちょっと触れたけど
クロアチア出身の2CHELLOS(トゥー・チェロズ)の
ルカ・スーリッチとステファン・ハウザーさんたち。
彼らは、YouTubeでのビデオがもとで発掘されたというから
なるほどそうでしょうね。
マイケル・ジャクソンの「Smooth Criminal」
何だ、コレ、と、コワいもの見たさで?
さらにいろいろ出ていた彼らのビデオを見て、聴いてみて
ロックだけど面白いじゃん、なかなか…
折から、日本ではドコモの宣伝で「影武者」が使われたらしい
テレビがないから知らなかったけれど
カッコいいから、ビジュアル的にも人気出るだろうし、
演奏もクラシックからきちんとやっているので
上手い、テクニックとパフォーマンスで魅せる。
「影武者」
この激しい刺激的な音で、妙にスッキリするのはカタルシス?(笑)
このクールな表紙のジャケットの二枚組のCDがまたいいです。
ハードなものも、メロディで聴かせるものも入っていて
聴きごたえがありました。
最近見たら、新しいCDも出ているし、
コンサートも人気のようです。
昨年のCD『Score』は、
ロンドンフィルとの共演で
映画音楽を演奏しています。
これ何と、全曲YouTubeでも聴けました。
また、クラシックな妙なる調べの一曲。
カール・ジェンキンスの「ベネディクトゥス」という美しい曲です。
下にあるクラシック系のライブでのものです。
YouTubeで見られる
ライブ(フル)もよかったよ。
クラシック系の「Back to the Roots] (2015年)
そして、イタリアでのエキサイティングなライブ (2016年)
ハードなロックも、
ポピュラーな楽曲も、
クラシックも、
しっとりとした聴かせる曲も味わえるのがいいですね。
コンサートでの彼らのMCも面白そうですが、
日本語ではないのが残念(笑)
秋には、新作の“レット・ゼア・ビー・チェロ~チェロ魂”が出るし、
デビュー時は20代だった彼らも30代に入り
ますます表現に磨きがかかったという話で
充実した活動が楽しめそうです。
また、11月には
日本では武道館でコンサートが予定されているようですね。
ソニーの彼らのオフィシャルサイト
「あら、クールガイたちね…」って?猫も見入ってる!
東日本大震災のチャリティー(2014年)で、彼らが演奏している画像
ところで、東日本大震災の復興も途中なのに、
その後起こった自然災害も多々あり、
ほんとに多額のお金を使ってまで、
東京五輪なんてやる必要があるのか?
すごく疑問です。
ローマの市長さんだっけ、次の候補地の立候補取り下げたって
英断とも言われているけれど、今からでも
日本も考え直してもいいんじゃないかしら。
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