スポンサーリンク
暦では、夏の暑さが通り過ぎる頃と
いうことですが、
以前とは全く違う気候となっている昨今では
猛暑が通り過ぎてほしい、台風も?
という感じですね。
夏に聴きたい音楽の話は、少々
時期を逸した感もありますが
毎年、愛聴しているのが
松岡直也さん(1937~2014)は
横浜生まれのジャズ・ピアニスト、作曲・編曲家、
ラテン・フュージョン界の大御所でした。
テレビなどでも耳にする楽曲も少なくなかったようですが、
中森明菜さんが歌う「ミ・アモーレ」の曲もそうです。
7月から8月に入ると、
ふとした時に
子供の頃過ごした田舎での夏休みの光景と香りが甦る。
セミ時雨、蚊帳や蚊取り線香、花火大会、スイカ…気だるい昼下がり・・・
松岡さんのこのCD『夏の旅』は、
“日傘の貴婦人”という洒落たタイトルの曲から始まりますが、
爽快なドライブ感というのか疾走する軽快さ、ラテン系躍動感のあるリズムが、
郷愁あるいは時に哀愁を帯びた叙情的なメロディラインと共に
全篇を貫いているのが、いいです。
夏にかかせない松岡アイテム?のひとつかも(笑)
夏の始まりから盛りに、庭のセミの大合唱と競うかのように、
夏を満喫しよう!とばかり!?コンポから流れている一枚です。
夏の夜におすすめですCD篇…『DANSON』
はるか学生時代か、勤め始めた頃に?
ラジオだったのかレコードだったのか、
何かからカセットに録音して長らく聴いていたのがこれ。
中高年になって、あらためてCDで購入し、
聴きなおしたが、やはりすごくいい!
哀愁とノリのよさが絶妙で、
大空はるみさんの透明感とパンチもあるヴォーカルがまた魅力的。
かけて踊れる♪(笑)
松岡氏は、15歳からバンドを組み、60周年の音楽活動を迎え、
70代に入ってもライブなど精力的に行っていたものの
残念なことに2014年に他界されましたが、
ユーチューブに古い貴重な映像が上げられ、
多くのファンが偲んでいます。
『DANSON』は、
ブラスをくわえた大編成だった松岡直也&WESING時代のラストCD。
最近、大空はるみさんが歌う“カサノヴァ・ファン”の貴重な古い映像が見れた。
ユーチューブで、いくつか往年のライブを見れるのに気づき、
今頃になってハマり直している(笑)
海外でも大きな成功をおさめた
1983年のモントルー・ジャズフェスティバルの映像も
古いものながら、今も素晴らしい演奏感は充分伝わってきて嬉しい。
さて、CDに戻りますが、今の時期にいいのは
夏の午後、海辺…でなくても、
そんな情景を運んでくるようなテンポのよさと流れるようなメロディライン。
終始して心地よいリズム、
哀歓を共に含んだようなちょっとせつない響きが印象的。
ラテン・フュージョンとは、よくいったものです。
とにかく、この季節ははずせないCDですね。
そして、初秋にかけては
“通り過ぎた夏”…の頃、季節が移ろう9月に入り、このCD。
熱い宴の残り香と哀愁。爽やかで、もの想う深みある季節へと、
テンポよく進んでいけそう…。
60周年という記念のライブ盤もありますが、
晩年のライブも素適でした。
松岡直也グループには、
多くの名ミュージシャンが名を連ねていますが
メンバーの年代ごとの姿を見ていると、
つくづく移ろいゆく月日の流れも感じます。
こちらは2009年の演奏ですね。映像見ると
皆さん、貫禄ついていますが(笑)
ノリノリで、年をとるのも悪くないなぁと感じます。
私は、小さい頃から音楽も好きで
クラシック、ポップス、ロック、ジャズ、民族音楽と
いいものなら何でも聴きます。
自分では、その昔オルガンからピアノ少々と
高校時代にオーケストラでチェロをかじった程度ですが、
また音楽のことも書こうかな~。
しかし、
ユーチューブでライブ見だすと
もう仕事にならんわ(;'∀')
音声だけで、ながら族(懐かしい言葉だ)か…。
応援クリック↓↓よろしくね!
ご来訪ありがとうございます。