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オレンジ色(ビタミンカラー)のラナンキュラス
なんだ、ご大層な…タイトル
と思われたでしょうか
そうですね、今回の絵本の感じですと
まぁ、ごきげんは街を救う…ってとこかな(笑)
フランスの動物園に住んでいた
ごきげんなライオン君
ある日、檻が開いていた隙間から外へ
いつも自分を訪ねてくれる街の人たちに
今度は自分が会いにいこうと
出掛けます。
ところが、出会った人たちはびっくりして皆逃げだし、
消防隊まで繰り出して、
町中がなにやら大騒ぎに…
そこへやって来たのは、学校帰りのおなじみフランソワ・・・
ごきげんならいおん (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)
- 作者: ルイーズ・ファティオ,ロジャー・デュボアザン,むらおかはなこ
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 1964/04/01
- メディア: 大型本
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村岡花子さんの訳による邦題が
「ごきげんならいおん (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本) 」
写真に載せたのは英語のハードカバーです
“The Happy Lion ”
ハッピー、ご機嫌、上機嫌な気分は
目もさめるようなオレンジとイエロー系の彩色にも表われ
味わいのあるペン画とあいまって魅力ある絵本です。
ごきげんなライオンは、シリーズで、下の一冊も人気。
- 作者: ルイーズファティオ,ロジャーデュボアザン,Louise Fatio,Roger Duvoisin,はるみこうへい
- 出版社/メーカー: 童話館出版
- 発売日: 2005/07
- メディア: 大型本
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ごきげん、ならずとも、上機嫌、
これがなかなか出来そうで出来ない。
文豪ゲーテの名言に
「人間の最大の罪は、不機嫌である」
というのがあるそうだが
いわば、対極のあり方。
私は人生で上機嫌はいちばんすてきなもので、
砂の中の金のようなものだと思っている。
ほんというと、上機嫌、なんていうハカナゲな気分は蜃気楼のようなもので、手につかまえられないからすぐ消えてしまう。だから多くの人は価値
を与えないけど、私は、ここだけの話、どんな財宝やどんな卓見や芸術よ
りも、人間の上機嫌を上においている。人間が上機嫌でいられるときとい
うのは、この世で全く少い。
『お目にかかれて満足です』 田辺聖子
田辺聖子さんの本から集められた珠玉の言葉から
ところで、本人が勝手に不機嫌でいるのはいいのかというと
やはり、そうした雰囲気というか波動は周囲に伝播するわけだから
一種の公害で、迷惑そのもの、ゲーテの名言通りである。
すべてがエネルギーから成っているという考えに基づけば、
同じ波長が引き合ってくるということもあるし、やはり
ご機嫌もしくは上機嫌波動は、本人は勿論のこと、
ひいては、世界のためになるわけだ。
自分で!他ならぬ自分の機嫌をとって、
気持を上手に切り替え、出来るだけ
よき世の中へと貢献したいものですね~。
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