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オレガノ ロツンディフォリウム
観賞用オレガノ ケントビューティに似ていますが、白花
いつのまにか、梅雨も明け
(雨らしい雨が降らなかったので)
静かな土曜日。
直射日光を、雨戸で遮りながら、
大きく開けた窓からは風が通り抜ける。
外は暑いけれど、カラッとした感じの
室内の湿度は高くないようだ
あらかじめやることを決めない日もいいな。
「なんだって、できるわ。だけど、なにもやらないでいましょ。あぁ、なんだってできるって、なんてステキなことなの!」
“ほんとうのところ、
「ムーミン一家の心の洗濯」だってなんだっていいのです。”
という、編集者ユッカ・パルッキネンによる
ムーミンのお話からの引用文たちと挿絵。
彼らのお話の好きな人、登場人物のキャラが好きな人…
あぁ、なるほどね、って。
目にとまったものを拾ってみる。
( “いつもやさしく愛想よく”なんて、やってられないよ。理由はかんたん。時間がないんだ)
「この世の整理せいとんは、てんでなってないようだ」
ヘムレンさんは、しょんぼり思っていました。
「きのうは暑すぎ、いまはずぶぬれときてる」
『たのしいムーミン一家』
だれも心配しすぎないって、よいことでした。ムーミンたちは、ほかの人のために、やたらと心配しないでいようと、決めていました。つまり、そのほうが、心配をかけたと思って良心を痛めなくても、すみます。それに、ありったけの自由をあたえあっていることにもなるのです。 『ムーミン谷の仲間たち』
突然スナフキンの胸に、ムーミン一家のみんなに会いたくてたまらない気持ちが、こみあげてきました。
(ぼく、ムーミンたちのことだって、わずらわしく思うこともある。おしゃべりもしたがるし、どこに行っても、だれかしらいるし。だけど、ムーミン一家とくらしていると、いっしょでも、ひとりでいられるんだ。みんな、どんなふうに、ふるまっていたんだろう……? 不思議な仲間だなあ……。
あんなに何年も何年も、長い夏を、ムーミン谷ですごしていたのに、ぼくは、気づきさえしなかったんだなあ。ムーミンたちは、ぼくのこと、ひとりにしておいてくれたんだ……)
『ムーミン谷の十一月』
私も、この自由を愛するスナフキンの台詞で、
ムーミン一家の魅力というか、居心地のよさは、
やってくる誰をも、ありのままに受け入れてくれる
(尊重してくれる)自然さだったのかと思いあたりました。
なるほどねぇ~。
実際、作者のトーベ・ヤンソンさんご自身が、育った環境が
この自由で創造的な雰囲気にあったといわれてました。
そういえば、先だってのターシャ・テューダーさんもそうでしたね。
人って、いろいろなものや人、環境に育まれているんですね。
今日の一枚。
ポストカードこらーじゅ 83
Petit Voyage-小旅行
ピンク色のカバン型のシールの入れ物を
中央に配して、ムーミン関連のマステとシールを中心に
貼りました。
左右に分けて貼った森を行くムーミンの絵柄は、
マッチボックスラベルステッカー。
トーベ・ヤンソンの絵本『それからどうなるの? 』のワンシーン。
それから どうなるの? (講談社の翻訳絵本―トーベ・ヤンソンのムーミン絵本)
- 作者: トーベ・ヤンソン,Tove Jansson,渡部翠
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1991/05/10
- メディア: 単行本
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原作でも、絵本でも、アニメでも…
その楽しくて深いムーミンワールドを味わうひとときも
ちょっとした旅気分でもあります。
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