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『小さな習慣』スティーヴン・ガイズ-毎日やると決めて実行するちょっとした行動

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目標は、ばかばかしいぐらい小さくしろ!

 

表紙には可愛いクマさんが本を広げているイラスト

これは出版社の…

 

↑ここでいったん文を切りましたが、ここまでが50文字か

何やってんの?って

はい、この本にも書いてあるんです。後ほど…ね

 

フィットネスの目標を立てたものの長続きしない

著者スティーヴン・ガイズ氏が

あるとき、ふと思いついたのが

「腕立て伏せ1回チャレンジ」

 

一日たった1回出来ればOK

あほらし~と思いつつ

始めてみたら、筋トレ30分やれた!というわけで、

この一日1回腕立て伏せを(ほんとに1回の日もあり)

続けて、運動を習慣づけ、一回でも成功体験に変わりなく

レーニングもステップアップしたというお話でした。

 

で、“小さなステップアップを積み重ねるほうが、

最初から大きな目標に取り組むより効果がある”と気づいた

著者が、更に科学的な裏付けや方法の確立へと進んだのが

この一冊です。

 

小さな習慣

小さな習慣

 

 

さて、更に著者は

この小さな習慣が、運動以外の行動にも応用できると

いうわけで、「一日50ワードを書く」から

これも習慣化して、今では、2000ワード以上書けるように

なったのだそうです。

 

で、冒頭の50字で、切ってみたのでした。

短い文章二行半程度だね。

 

そして、日本では、

出版社のアイデアで、ビジネス書然としてた

本の表紙を大幅に変えたのが

題名に合わせたシンプルさと描線のクマさんのイラスト。

この可愛さは売り上げに貢献したようです。

なるほど!

確かに

私もそれで本を手に取りました(笑)

 

 

  

 

まあ、出版社の話も面白いんですが、

何と研究では、

“私たちの行動の約45パーセントは

習慣で成り立っているそうです。”

習慣、おそるべし(笑)

習慣という毎日の積み重ねが

私たちの人生となっていくんですから。

 

 小さな習慣として取り入れるのはよい習慣だけです

 

 小さな習慣という考え方は人生哲学であり、何をするにもいちばん大事なのは最初の一歩だと教えています

 

 小さな習慣とは、あなたが新たな習慣としたいと思っている行動を、もっともっと小さい形にしたものです。毎日100回の腕立て伏せが目標なら、毎日1回の腕立て伏せをする。毎日3000ワードの文章を書くことが目標なら、毎日50ワードを書く。いつもポジティブに考えたいのなら、一日にふたつポジティブなことを考える。企業家として人生を送りたいのなら、(たくさんの発想が可能な中で)一日にふたつのアイデアを考え出す、といった感じです。

 

小さな習慣は、“ばかばかしいほど小さな”ステップから成り立ちます

 

小さな習慣の基本は、こんなに簡単でいいの? と思うくらいの課題を自分に与え、それをほんのわずかな意志の力を使って実行するというのものです。 

 

これなら、出来そう、ですね。

本書では、脳の働き(前頭前野大脳基底核)についてや

モチベーションと感情に頼らない、

意志の力を消耗させる五つの原因

(努力、困難の自覚、否定的な感情、主観的な疲れ、血糖値レベル)等

にも触れ、小さな習慣の心構えやルールを教えてくれます。

 

まあ、結局、踏み出せ…ってことですが(笑)

楽なら続けられる、続けば、結果はついてくる、よね。

 

 

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「はじめの一歩」 はがき書  工房“青い猫”

 

 

著者が、小さな習慣を気に入った理由の一つが

目標を上回る効果が得られたということだそうですが、

小さく始め、期待のプレッシャーを取り除くことが

成功のレシピだといいます。

たくさん出来るからと目標を大きく修正しなくていいのです。

小さな習慣さえ守れば、する量はその時の自由というわけです。

 

自由! こういうのは私にはピッタリ…

でもないか、私は時に波乗りもするからなぁ~

熱しやすく冷めやすい・・でも

小さな習慣なら続けられそうですね。

 

面白いのは、小さな習慣をごまかさない

というところで、

最もよくあるのは、「一日腕立て伏せ1回」などの小さな習慣を選んでおきながら、こっそりもっと多くの回数を自分に求めることです。これだけは絶対にしないように本当に注意してください。目標以上の成果を自分に課すたびに、それを達成するための意志の力が必要になるからです。

 

期待を小さくしておけば、もっとやりたくて仕方がなくなります

 

 小さな習慣は脳をごまかすためのシンプルなトリックなのですが、始まりを重視し、モチベーションよりも行動を先行させ、小さなステップを積み重ねることが大きな前進につながると信じる人生哲学でもあります。

 

そして、強い抵抗を感じたときは、後戻りして小さく考える

ともあります。

 あなたは運動をしたいと思っていますが、座り込んだまま、本当のところはやる気になれません。――それなら、感じる抵抗が最小限になるまで、やるべき課題をどんどん小さくして脳に示しましょう。

 もしあなたの目標がジムで運動することなら、それをもっと小さくしてジムまで行くことを目標にしてもいいでしょう。本当に調子が悪いときには、洋服ダンスの引き出しを開けるだけでも精いっぱいかもしれません。それができたら、今度はトレーニングウェアを取り出して着ることを目標にします。これがばかげて聞こえるとしたら、小さなステップとして成功です! ばかげて聞こえるのは、あなたの脳がゴーサインを出している証拠なのです。

 

小さすぎて、ばかばかしいと思う行動が、大きな結果を生み出す!

 

原題は、Mini Habits :  Smalller Habits,  Bigger Results  

 

 

 

春! 新しい習慣、新しい生活のスタートにも、

参考になるのではないでしょうか。

そうだ

今日は、新月! 新しいミニ習慣始めてみる?

 

 

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