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3月の始まり、
日曜の朝、布団の中でしばし幸せな気分に浸る。
雨戸の隙間から、うっすらと明るい朝日を感じつつ、
静寂の中に懐かしい響きが何度も冴えわたる。
あ、ウグイスの声! 今季初だ。
初鳴きはおぼつかないこともあるけれど
せっかちなテンポでホーホケキョ、キュルキュ?と
くり返している。
ホーホケキョ、ケキョ、ケキョという谷渡りの声とは違う。
三月、春の訪れを告げてくれたようで
嬉しい朝だった。
とても近くから聞こえたので
たぶん、家の庭木の中で鳴いていたのだろう。
ユスラ梅(山桜桃梅)の花芽
最近、はす向かいで
庭木や生け垣がぐるりと取り囲んでいらしたお家が
すべての草木を伐採された。
思いきったさっぱり感から、どこか
ものさびしい風情にも感じられる。
たぶんリフォームか建て替えをされるのかな。
大きな垣根の茂みや木蓮などの大木もあったので、
鳥の立ち寄り場がまた少し減ってしまったね。
猫も茂みが好きなので、とまどっていたみたい(笑)
こうなると
また機会や土地があったら、
是非、樹木を増やしたいなと思う。
手入れが大変なので、剪定しようと言いつつ、
何とも矛盾しているけれど、
緑(自然)が減ると
何ていうのか宅地(敷地)、つまり土地の
エネルギーと言うか活力も弱まる気がします。
庭先に小さな鉢植えでもいいので、
何か植物があるとほっとする。
出来れば、大地とつながった樹木がいいけれど。
ちょうど一か月前、心を揺らす出来事があって
手放しのチャンスって書いたんだけど、
あれは近くの空き地に、突然、除草剤が撒かれたから。
Σ(・□・;)
一か月たった今、短く伸びていた草が消えたり、
残っていたものも不自然に赤茶けて、
焼けただれたように痛々しい。
その日は
お天気で洗濯物を出していた家もあったけど
その後ものすごい異臭、薬品臭い匂いがしていて
くらくらした。
お向かいさんもこれ危険よね、と。
ちなみに
最近の除草剤は無臭なものも多いようだけど、
日本のホームセンターに堂々と並んでいる
まさか使ってませんよね、皆さまは。
あれは危険な薬剤グリホサートが使われ、
本来なら、即刻使用はやめるべき。
先進国で次々と使用を禁止する時代の流れの中で
今だに身近な売り場に並べている日本は逆行している。
(獣医の森井啓二さんのブログより)
今、アメリカでは発ガン作用をめぐって
ことごとく元販売元(モンサント)は訴訟で敗訴して
賠償命令が出ているという。
— オイシックス・ラ・大地 藤田和芳 (@DWMK_fujita) January 30, 2020
(大地を守る会の代表の藤田さんのツイッター)
元、と書いたのは、今はバイエルン社の傘下に入って
危険視されていた会社名が消えようとしている。
あれを開発したという事実、
知っている人は知っているけど。
何でも除草効果があるからと
危うい薬品は使うのはやめないと、
未来の子どもたちや地球そのもののことまで
考えないのだろうか。
煽り系のイケハヤ氏の
「まだ東京で消耗しているの」をもじれば
「まだ薬害で(地球を)消耗させているの」だよね。
日本水仙の花芽
使う人は安全という企業側の触れ込みを
そのまま信じているんだろうけれど
今は自分でも情報を取って調べられる時代。
無知すぎるのも罪だと思う。
以前、空き地にラウンドアップを撒かれた後、
本当にシツコイ丈夫なイネ科の植物、チカラシバ?
が一掃されたことがあった。
近隣の家では、
春先にフワフワ飛んでくる綿毛の集団に閉口して
皆で剪定ばさみを持ち込んで刈ったりしたけれど
あっさりとそれは片が付いたわけ。
効果は絶大で、それで助かった面があっても
薬は根から大地へと広がっていく。
知らないところでどんどん汚染が進む、というのは
気持ちのいいことではない。
毎年、定期的にきちんと草刈りすれば済む話なのに。
自ら住む世界に毒をまき散らしてきたのは
他ならぬ私たち人間でもある。
今、新時代に向かって、
さまざまな変化が起こっているけれど
まずは私たちの生き方やあり方を
問われているのはまちがいない。
斑入りアジサイ 恋路が浜の新葉 白くて際立つ
麗しいウグイスの初鳴きの話から
こんなこと書くつもりではなかったけれど、
書き出したら
とまらなくなっちゃった💦
これからは
本当に感じていることを
遠慮せず
アップしていく時期になったのでしょう。
今日の一枚
ポストカードこらーじゅ 128
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