エブリディ・マジック-日だまりに猫と戯れ

草木と庭と猫と…本や日常のあれこれ、小さな発見

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立春大吉/新春の庭からツワブキの綿毛(種と新芽)とラナンキュラスの花芽

 

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立春

旧暦では新年の始まり。

この日、

立春大吉」という

招福、厄除けの意がある

語句を門に貼っておくと

邪気や鬼を払う、という

いわれがあるそうな。

 

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また禅宗道元の話に由来しても、

縁起のいい字だとされているんだって。

 

この「立春大吉」って

印刷した字をご覧になると

わかりやすいけど

左右対称の文字なんですね。

縦書きだと

裏返しても同じに見えるはず。

で、門から入って来た鬼が

振り返ると、同じ字が見えて

あれ? あちらにまた門がと、

戻って(出て)行ってしまう

というお話もあったとか。

 

さて、新春のお庭。

花といえば、西側の梅と

クリスマスローズくらいで

とっても静かで地味ぃだけど

鉢植えのラナンキュラス

冬の初めからモリモリ元気。

 

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先に伸びた葉が黄色くなって萎び、

下からまた次々と新葉が出てきて

花芽がついてる!

 

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一方、リキュウバイの下に群生してたツワブキ

黄色いお花が終わって、綿毛となっている。

 

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風に揺れると、綿毛が飛んで落ちる

種ですね。そして、新芽もその下にあるらしい。

 

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花だけでなく、

こういうの面白いよね。

自然ってすごい。

終わりは新しい始まり。

 

で、立春以降も

古いものを見直していこう。

断捨離、片づけも続く。

新陳代謝は健全な場には欠かせない。

次は、春分がめど、でしょか。

 

 

 

今日の一枚

 

ポストカードこらーじゅ 112

 

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ポストカードこらーじゅ 113

 

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冬毛で貫録の姫@柿の木

 

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鼻をくんくん

 

そういえば

こんな絵本あったよね。

 

 

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節分の晩は、恵方巻といわしの磯辺フライで

 

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月曜は、大地(を守る会)の宅配の日で

夕食のメニューは届いた食材によって見繕うのだけれど

今日は節分。スーパーやコンビニやあちらこちらで

恵方巻の山が…。

夕方、お魚の美味しい近所のスーパーへ

買いに行った。

手頃な大きさとお値段の

ねぎとろ巻と五色巻。

そして、ついでにお買い得なお惣菜という

いわしの磯辺フライも。

 

知り合いの方のメールでは、

実家で年越しそばを食べる風習があったという。

旧暦の大晦日にあたり、

明日の立春が新年の始まりなんですね。

 

ところで、恵方巻も実は

どこぞのコンビニの仕掛けに乗って

ここまで広まったという、

いかにも近代の日本らしい

商業ベースがあるそう。

でも、もしかしたら

忙しい主婦のお助けメニューとも

なっているのかもしれず。

案の定、忙しくなくても

ものぐさな私などは、

汁物だけ用意して

ブログを書いていたものね。

 

さて、新年(立春)前日の節分の

要は邪気払いだという。

豆まきがわかりやすいけれど、

柊(ひいらぎ)いわし、という

風習も残っているとか。

ヒイラギが魔除けというのは

西洋でも言われているけれど

日本では、

いわしを邪気払いに食べる地方も

あったんですね。

そうか、それでスーパーの惣菜が

いわし、だったのね~(ラッキー)

どこまでもお調子者ですが(*´∀`)

 

実は、私はお寿司が大好きなので

節分だけ(年に一度)でなくても

月に一回くらいで、

恵方巻(みたいなの)があれば

いいと思っちゃうわ、といって

笑われました。

 

余談だけど節分って、もともとは

立春立夏立秋立冬の前日をいうとか。

じゃあ、年四回はいけるな。

 

長い巻寿司だと、一方角を向いて

ずっと黙っていなければいけないので

(って、これも考えてみれば

ちょっと可笑しな風景ですが)

結構短くカットして、その後は

談笑しながらの夕食だわよ。

 

で大晦日

本日の断捨離は

近年ずっと使っていたダヤンの買い物手提げ袋。

そして、ガスコンロ下の収納奥から

何とずっと忘れていた記念品のワイン。

苦労してコルクを開けて、廃棄しました。

もう20年近くも経つなんて

年代ものじゃないんだから。

もったいないからととっておいて

いつしか忘れないよう

賞味期限内に何でも味わいましょう、

というのが

教訓とあいなりました💦

  

 

 

今日の一枚

 

ポストカードこらーじゅ 110

 

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ポストカードこらーじゅ 111

 

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西南西を向いて食べた?

よいお年を。

 

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手放すのはモノだけにあらずー気持ちを切り替えて、自分で自分の機嫌をとる

 

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またちょっと寒さ緩んで

二月に入りましたね~。

 

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西側の梅

 

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斑入り沈丁花

 

最近の買い物は

車を出してもらって

金曜の夕方か

土日にまとめてするので

何だかんだと

(平日もそうだが)更に

あっという間に過ぎる。

図書館に寄ったりもするんで

積読本も更に増える。

 

ブログは

箸休めの

キュウリのきゅうちゃんを煮立ててさまし、

 

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その後、夕食の支度の合間に

何となく書き始めたが

アップは夜に。

 

二月に入ってすぐ

ちょっと心を揺らすことがあって

更なる手放しのチャンス。

断捨離はいよいよ内面にも

及んでいるようで

手放すものって、ほんとあるんだよね~。

モノより手ごわいかもよ。

思考パターンとか

思い癖ともいうけれど

何かに対するリアクション。

 

外側の出来事に

心煩わされないように

気持ちを切りかえることは

とっても大切。

 

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家族が好きな地元のパン屋さんで目に留まった

ショコラタルト。

クリームの合間の部分はゼリーだった。

昨日、買って頂きました。

甘すぎず、美味しかった~(^^♪

フランス仕込みのパンがいっぱいだけど

バレンタインシーズンに入って

チョコレート菓子も増えていた。

 

いずれにしても

自分で自分の機嫌をとること

気持ちの切り替えって

とても大事ですね。 

  

 

 

今日の一枚

(二枚だけどね)

 

ポストカードこらーじゅ 108

 

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ポストカードこらーじゅ 109

 

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 相変わらずのトムボーイ(おてんばさん)

ネズミモチの木

 

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断捨離効果?掃除しやすい・風通しがいい・動きがいい/再開:こらーじゅのおもちゃ箱

 

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鉢植えのクリスマスローズ モンテクリスト 開花

他の蕾もふくらんでいる

 

早いもので

1月も過ぎようとしていて

昨秋からのお片づけも

一段落な感じ。

 

断捨離だけでなく、全捨離も参考に

意気込んでいたわりに、

思いっ切り捨てた~感はなかったかな。

とはいえ

かなり手放したのは間違いない。

 

居間の大型テーブル、大型ソファ

そして二つのカーペット(2畳と3畳)

台所の大型食器棚、納戸の本棚の一つ、

押入れの衣装ケース等を処分して

床が広くなったせいか、

以前よりは掃除機をかけるようになったみたい。

窓の一部を塞いでいたドレッサーもさよならして

窓を開けやすくなって、明るくなったりも。

全体に風通しよくなったね。

 

本とか趣味の材料などは

残っているんで、これは

また折々すこしずつ片づけて

いくことにした。

 

で、以前やっていた

ハガキのコラージュも再開

したので、また載せます。

紙もの、シール、マステなども

一部処分したものの

まだ残っているので

じゃんじゃん惜しみなく使って

減らすことにした(笑)

完全に消化活動なので

更にいい加減な出来栄えになってますが

あしからず、ね。

 

カテゴリーに

こらーじゅのおもちゃ箱ってあるんですが

当初から105枚貼ってたんですね。

で、昨年暮れの12月に

片づけの合間にふとやりたくなって

3年ぶりの106枚目。

そして今年に入って、

勢いでまた増えちゃってるの。

 

ということで

 

今日の一枚

 

ポストカードこらーじゅ 106

 

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ポストカードこらーじゅ 107

 

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タイトル、解説なし。

ほとんど

残っているマステやシールとラベルの消化となっていて

同じ雰囲気なのは否めません💦が

やはり愉しいわね、

何にも考えないでペタペタ貼るのは(*´∀`) 。

思いつき、やり直しなしなので

時間もかからないし。

手軽な娯楽だわ~♪

 

ちなみに、以前のコラージュをまとめた

工房“青い猫”のホームページがありまして

(美しく作って頂いたのに放置状態、すいません)

工房“青い猫” ポストカードこらーじゅの頁

  

 

 

ところで

断捨離効果は、も一つあるようで

ブログ更新、少し増えてるでしょ。

でも、本の紹介だと(好きなんだけど)

熱というか力が入っちゃって

文字数も増えて、時間もかかる…(;´∀`)

以前から思ってはいたんだけど

なんてことないお喋りも

アップするわ。

いろいろやってみよ。

 

計画なし、ただ

思いついたらすぐやる、だけ。 

 

昨年のこのメインブログの更新数には

我ながら愕然としたΣ(・□・;)

年間24って・・・あんまりでは。

 

忘れないでいて下さった皆様には

あらためて感謝でございます。

 

何かブログのアクセス数は

そんなに変わってなかったのと

(8割以上が検索流入なもんで)

他ブログもあるんで

自らの怠惰さに

なかなか気がつきませんでした。

 

よくわからないけれど

断捨離の後、軽く動けるように

なっている感じなんです。

なら、いい感じ、だ。

断捨離の副効果かしらね。

何となくやりたいと感じたら

やるべし、お片づけ!

 

 

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朝一で外へ→戻る→洗濯物干して外へ→戻って寝てる、なう。 

 

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『英国貴族、領地を野生に戻すー野生動物の復活と自然の大遷移』イザベラ・トゥリー(三木直子訳)

 

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最近、図書館の入り口にある

新刊コーナーで目に留まった一冊を

ご紹介します。

 

英国貴族、領地を野生に戻す―野生動物の復活と自然の大遷移
 

 

400頁程あるこちらは

(単行本としては普通だとも思うけれど)

しばらく、あまり厚くない本ばかり読んでいたので(;´∀`)

細かい字にも、一瞬ひるんだものの

結局、興味がまさったのと、

本が読んで!と言っていた、ようなのでね。

 

野牛、野生馬、野ブタを放したら、

絶滅危惧種がつぎつぎに復活した。

 生物学者、自然保護活動家を驚愕させた、

 欧州の先端知見を集めた環境復活実験を、

 ダイナミックに描いた全英ベストセラー。

 

 本のタイトルは

『英国貴族、領地を野生に戻すー野生動物の復活と自然の大遷移』

原題は、”WILDING" 

邦題では、内容がより伝わるものになっていますね。

 

訳者の三木直子さんによるあとがきにありますが、

 

「あるイギリスの貴族がその広大な地所を野生に戻す」

という話で、

「主人公は、イギリス南東部、ウェスト・サセックスの一角に立つ

瀟洒な城に暮らすパレル家の人々。

(厳密には準男爵家なので貴族ではないそうだが)」

 

三木さんも続けて述べられていたけれど、

イギリス貴族の地所の管理・維持については

人気TVドラマシリーズダウントン・アビー
今年の1月に待望の映画化もされた!)をご覧になった方なら

あの舞台となった時代から現代へ移して

イメージしやすいかもしれませんね。

 

といってもこちらの本はノンフィクションで、

広大な領地も農業の近代化に伴い、

経営が成り立たなくなって

見出した生き残りの道が

地所を農地化前の自然の状態、

野生生物の王国に復元するという

「再野生化(Rewilding)」プロジェクトだったという。

 

農薬と大型農業機頼みの近代的耕作をやめたとたん、それまで雑草一つ生えていない、整然と耕された畑だったところは、さまざまな草花に覆われ、低木が生い茂り、近隣の村人の顰蹙をかう「荒れ放題」の土地になっていく。と同時に、爆発的に虫が増え、野には野鳥があふれ、小型の野生生物が姿を現す。フンコロガシが、イリスコムラサキが、ナイチンゲールが、コキジバトが、ダイサギが戻ってくる。さらにはシカ、ウシ、ブタなどの草食動物を放して自由にさせる。意外な場所で、思いもつかない生態を見せる野生の動物たちとともに、かつてこの地で見られたであろう自然の情景が蘇っていく—―。本書には、クネップの地所で自然が自らを取り戻していくその過程が、行政との駆け引きや周囲の農家たちとの摩擦を含めて生き生きと描かれている。     (訳者あとがき)

 

本の巻頭には16ページに渡って

地所の変遷や動植物などのカラー写真が載っていて

まず目を惹かれます。

 

ところで、出版元の築地書館さんのホームページでは

tsukiji-shokan.co.jp

本の紹介欄に、

ここで描かれた野生化プロジェクトのショートムービーへのリンクが

紹介されていました。 

 

 


Rewilding Knepp

 

15分程で英語なのですが、

映像を見るだけでも、自然や野鳥、動植物の姿の数々から

素晴らしさが伝わってくると思います。

 

作者のイザベラ・トゥリーさんと夫のサー・チャーリー・バレル氏も

映像で語っています。

YouTubeでは字幕と設定を変えると日本語も表示されますが

機械訳?何か可笑しなところもあって、わかりにくいかも)

 

 

 

さて、本の目次は以下の通り。

 

はじめに

第1章 樹齢五五〇年の巨木と一人の男

第2章 私たちが農場経営を諦めるまで

第3章 農地が生き物であふれかえる

第4章 オランダ自然保護区の衝撃

第5章 再野生化、実現までの険しい道のり

第6章 野生のウシ、ウマ、ブタを放つ

第7章 近隣住民の不満噴出

第8章 プロジェクトの危機

第9章 数万匹のヒメアカタテハの襲来

第10章 イリスコムラサキとサルヤナギとブタ

第11章 ナイチンゲールの哀しみ

第12章 コキジバトの鳴き声が消える日

第13章 洪水と川の再野生化

第14章 戻ってきたビーバー

第15章 自然保護と経済

第16章 土は生命

第17章 ヒトと自然

巻末には、推移がわかるクネップ年表、

出典や参考文献と、訳者のあとがき

 

  もともと人間は自然の一部であり、地球上に登場してから長い間狩猟採集民だったわけだが、農耕を覚えると同時に、自分の都合の良いように自然に手を入れることを覚えたと言われる。ネイティブアメリカンアボリジニの人々のように、自然と共存し、必要なものだけを自然から受け取ってそれ以上の奪おうとはしない人々もいたけれど、産業革命以降の工業化社会では、「自然」と「人間」が対立軸になってしまった。人々は自然を支配し、力づくでねじ伏せ、奪えるだけ奪おうとしてきた。その結果が環境汚染であり、生態系の破壊であり、年々加速する生物種の絶滅であり、資源の枯渇であり、地球温暖化である。

 

今日は、三木さん(訳者)のあとがき↑頼みですが(汗)

本書の内容と主旨がよくわかりますね。

 

生き残り戦略として始められた

クネップの再野生化プロジェクトが

こうした時代の要請から、

環境保全活動家たちの関心を集め、

今、地球環境の保護だけでなく

改善への可能性の道を開いているという。

 

 自然保護活動家たちが気づきつつあるのは、クネップのプロジェクトが成功した要因は「自然が自ら意図する生態学的過程」にフォーカスしたことにある、ということだ。再野生化とは、手放すこと、自然に主導権を手渡すことによって、以前の状態を復元させる、ということなのだ。    (はじめに)

 

何か

まるで自然治癒力みたいですが、

示唆的ですよね。

 

実は、今読んでいる真っ最中なのですが

 

バレル家とイギリスの歴史背景、

関連する機関や人々とのやりとり、

プロジェクトの経過をめぐる様々な出来事が

淡々とした筆致で描かれて、

自然や生態系の実際について

なかなか興味深く、

寸暇をみては頁を繰っています。

 

オススメしたい。 

(読了したらまた書くか?)

 

 

追記:読みました~(下記の記事で言及)

↓↓↓

 

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